平面上の $\triangle OAB$ と任意の点 $P$ に対し、次のベクトル方程式が円を表す。どのような円か。 (1) $|3\vec{OA} + 2\vec{OB} - 5\vec{OP}| = 5$ (2) $\vec{OP} \cdot (\vec{OP} - \vec{AB}) = \vec{OA} \cdot \vec{OB}$
2025/6/8
1. 問題の内容
平面上の と任意の点 に対し、次のベクトル方程式が円を表す。どのような円か。
(1)
(2)
2. 解き方の手順
(1)
まず、与えられた式を変形します。
ここで、点 を となるように定めます。すると、
これは、点 を中心とする半径 の円を表します。
(2)
与えられた式を変形します。
両辺に を足し引きすると
ここで、点 を となるように定めます。すると、
これは、点 を中心とする半径 の円を表します。
3. 最終的な答え
(1) 点 () を中心とする半径 の円。
(2) 点 () を中心とする半径 の円。