台形ABCDにおいて、AD//BCであり、ABの中点をEとする。EからBCに平行な直線をひき、BD, CDとの交点をそれぞれF, Gとする。AD=4cm, BC=10cmのとき、線分EFとEGの長さを求める。

幾何学台形中点連結定理線分の長さ
2025/4/13

1. 問題の内容

台形ABCDにおいて、AD//BCであり、ABの中点をEとする。EからBCに平行な直線をひき、BD, CDとの交点をそれぞれF, Gとする。AD=4cm, BC=10cmのとき、線分EFとEGの長さを求める。

2. 解き方の手順

まず、三角形ABDに着目する。
EFはADと平行であるから、三角形ABDにおいて、EはABの中点であるため、中点連結定理より、FはBDの中点である。
したがって、EFの長さはADの半分の長さとなる。
EF=12ADEF = \frac{1}{2}AD
EF=12×4=2EF = \frac{1}{2} \times 4 = 2
次に、三角形ABCに着目する。
EGはBCと平行であるから、三角形ABCにおいて、EはABの中点であるため、中点連結定理より、GはACの中点である。
したがって、EGの長さは12(AD+BC)\frac{1}{2}(AD+BC)で求めることができる。
EG=12(AD+BC)EG = \frac{1}{2}(AD+BC)
または
EG=12BCEG = \frac{1}{2}BC
EG=12×10=5EG = \frac{1}{2} \times 10 = 5
台形ABCDにおいて、中点連結定理より
EG=AD+BC2EG = \frac{AD+BC}{2}
EG=4+102=7EG = \frac{4+10}{2} = 7

3. 最終的な答え

EF = 2cm
EG = 7cm

「幾何学」の関連問題

半径 $r$、中心角90°のおうぎ形の花壇に沿って、幅 $a$ の道がついている。道の面積を $S$、道の真ん中を通るおうぎ形の弧の長さを $l$ とするとき、$S=al$ となることを証明する。

扇形面積弧の長さ証明
2025/6/14

二つの円 $x^2 + y^2 - x + y - 2 = 0$ (①) と $x^2 + y^2 + 2x - 8y + 1 = 0$ (②) が2点で交わっています。 (1) 二つの円の二つの共有...

交点円の方程式直線の方程式
2025/6/14

図に示された角度Xを求める問題です。図には四角形と、その内部に交差する線分が描かれており、いくつかの角度の大きさが示されています。

角度四角形三角形内角の和補助線
2025/6/14

次の2つの関数のグラフを描く問題です。 (1) $y=3x-1$ (2) $y=-x^2$

グラフ一次関数二次関数放物線直線座標平面
2025/6/14

高さ3mの直方体の建造物のそばに、直角三角形ABCの鉄板が立てられている。BCとDEが平行になるように立てると、影が地面と建造物の横の面と上の面にうつる。 (1) 建造物がなければ、ABの地面にうつる...

相似図形長方形直角三角形
2025/6/14

高さ3mの直方体の建造物のそばに、直角三角形ABCの鉄板が立てられている。BCとDEは平行である。鉄板の影が地面と建造物の横と上に映る。 (1) 建造物がない場合、鉄板の辺ABの影の長さを求める。 (...

相似三平方の定理図形面積直角三角形
2025/6/14

円 $x^2 + y^2 + 4y = 0$ と直線 $y = kx + 2$ がある。定数 $k$ の値によって、円と直線の位置関係がどのように変わるかを調べる問題です。

直線位置関係判別式交点接線
2025/6/14

三角形ABCの内接円Oがあり、AB=6, AC=5, BL=3である。CLの長さを求めよ。

幾何三角形内接円接線
2025/6/14

$0^\circ \le \theta \le 180^\circ$ で、$\cos \theta = \frac{1}{4}$ のとき、$\sin \theta$ の値を求める問題です。

三角関数相互関係sincos角度
2025/6/14

0° ≤ θ ≤ 180° の範囲で、tan θ が与えられたときに、sin θ の値を求める問題です。具体的には、以下の2つのケースについて考えます。 (4) tan θ = 1/4 のとき、...

三角比三角関数tansin角度
2025/6/14