(1) まず、根号の中身が0以上である必要があるので、 x+5≥0 つまり x≥−5 という条件が必要になる。 (2) 次に、x+5≤−x+1 の両辺を2乗することを考える。 両辺がともに0以上である必要があるため、−x+1≥0、つまり x≤1 という条件が必要になる。 x≥−5 と x≤1 を合わせると、−5≤x≤1 が得られる。 (3) −5≤x≤1 の範囲で、両辺を2乗すると、 x+5≤(−x+1)2 x+5≤x2−2x+1 0≤x2−3x−4 0≤(x−4)(x+1) したがって、x≤−1 または x≥4 となる。 (4) (1), (2), (3) の結果を合わせると、
x≥−5 かつ x≤1 かつ (x≤−1 または x≥4) を満たす必要がある。 x≥4 は x≤1 を満たさないので、x≤−1 のみ考慮すればよい。 したがって、−5≤x≤−1 が解となる。