次の3つの条件を満たす直線の式を求めます。 1. $y=x-4$ と $y = -\frac{1}{4}x + 6$ の交点と原点を通る直線 2. $y=-3x+5$ と $y = -\frac{2}{3}x-9$ の交点を通り、切片が-5の直線 3. $y = -\frac{5}{2}x+2$ と $y = 2x-7$ の交点を通り、傾きが$\frac{3}{4}$の直線

代数学線形代数連立方程式直線の式交点
2025/7/23

1. 問題の内容

次の3つの条件を満たす直線の式を求めます。

1. $y=x-4$ と $y = -\frac{1}{4}x + 6$ の交点と原点を通る直線

2. $y=-3x+5$ と $y = -\frac{2}{3}x-9$ の交点を通り、切片が-5の直線

3. $y = -\frac{5}{2}x+2$ と $y = 2x-7$ の交点を通り、傾きが$\frac{3}{4}$の直線

2. 解き方の手順

1. 2直線の交点を求め、その点と原点を通る直線を求めます。

- y=x4y=x-4y=14x+6y = -\frac{1}{4}x + 6 を連立して解きます。
x4=14x+6x-4 = -\frac{1}{4}x + 6
54x=10\frac{5}{4}x = 10
x=8x = 8
y=84=4y = 8 - 4 = 4
交点は(8,4)(8, 4)です。
原点(0,0)(0, 0)(8,4)(8, 4)を通る直線の傾きは4080=12\frac{4-0}{8-0} = \frac{1}{2}です。
よって、求める直線はy=12xy = \frac{1}{2}xです。

2. 2直線の交点を求め、その点と切片-5を通る直線を求めます。

- y=3x+5y=-3x+5y=23x9y = -\frac{2}{3}x-9 を連立して解きます。
3x+5=23x9-3x+5 = -\frac{2}{3}x - 9
73x=14-\frac{7}{3}x = -14
x=6x = 6
y=3(6)+5=13y = -3(6) + 5 = -13
交点は(6,13)(6, -13)です。
切片が-5なので(0,5)(0, -5)を通ります。
(6,13)(6, -13)(0,5)(0, -5)を通る直線の傾きは13(5)60=86=43\frac{-13 - (-5)}{6 - 0} = \frac{-8}{6} = -\frac{4}{3}です。
よって、求める直線はy=43x5y = -\frac{4}{3}x - 5です。

3. 2直線の交点を求め、その点を通る傾き$\frac{3}{4}$の直線を求めます。

- y=52x+2y = -\frac{5}{2}x+2y=2x7y = 2x-7 を連立して解きます。
52x+2=2x7-\frac{5}{2}x + 2 = 2x - 7
92x=9-\frac{9}{2}x = -9
x=2x = 2
y=2(2)7=3y = 2(2) - 7 = -3
交点は(2,3)(2, -3)です。
傾きが34\frac{3}{4}なので、y(3)=34(x2)y - (-3) = \frac{3}{4}(x - 2)
y+3=34x32y + 3 = \frac{3}{4}x - \frac{3}{2}
y=34x92y = \frac{3}{4}x - \frac{9}{2}

3. 最終的な答え

1. $y = \frac{1}{2}x$

2. $y = -\frac{4}{3}x - 5$

3. $y = \frac{3}{4}x - \frac{9}{2}$

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