(1) 1から9までの数字が書かれた9枚のカードから2枚を取り出し、その和が6の倍数になる組み合わせの数を求める。 (2) 1, 2, 3, 4, 5の5個の数字から異なる3つの数字を用いて作れる3桁の整数のうち、奇数の個数を求める。 (3) A, B, C, Dの4人が一列に並ぶ方法の数を求める。 (4) 男子2人、女子3人が横一列に並ぶとき、男女が交互に並ぶ並び方の数を求める。
2025/7/23
1. 問題の内容
(1) 1から9までの数字が書かれた9枚のカードから2枚を取り出し、その和が6の倍数になる組み合わせの数を求める。
(2) 1, 2, 3, 4, 5の5個の数字から異なる3つの数字を用いて作れる3桁の整数のうち、奇数の個数を求める。
(3) A, B, C, Dの4人が一列に並ぶ方法の数を求める。
(4) 男子2人、女子3人が横一列に並ぶとき、男女が交互に並ぶ並び方の数を求める。
2. 解き方の手順
(1)
2つの数の和が6の倍数になるのは、6, 12, 18の場合である。
和が6になるのは、(1, 5), (2, 4)の2通り。
和が12になるのは、(3, 9), (4, 8), (5, 7)の3通り。
和が18になるのは、(9, 9)はありえないので、(9, 9)以外では(9, 9)はない。そもそも(9,9)はあり得ない。
したがって、合計で2 + 3 = 5通り。
(2)
3桁の整数が奇数であるためには、一の位が奇数である必要がある。
1, 3, 5のいずれかが一の位に来る。
一の位が1のとき、百の位と十の位は残りの4つの数字から2つを選んで並べるので、通り。
一の位が3のときも、百の位と十の位は残りの4つの数字から2つを選んで並べるので、通り。
一の位が5のときも、百の位と十の位は残りの4つの数字から2つを選んで並べるので、通り。
よって、合計で 通り。
(3)
4人が一列に並ぶ方法は、4!通りである。
通り。
(4)
男女が交互に並ぶには、女子が両端に来るパターンしかない。なぜなら女子の方が人数が多いから。
女子-男子-女子-男子-女子の順に並ぶ。
女子3人の並び方は3! = 3 x 2 x 1 = 6通り。
男子2人の並び方は2! = 2 x 1 = 2通り。
よって、全体の並び方は6 x 2 = 12通り。
3. 最終的な答え
(1) 5通り
(2) 36個
(3) 24通り
(4) 12通り