まず、不等式の両辺に -1 を掛けて、2次の係数を正にします。このとき、不等号の向きが変わることに注意します。
2x2+3x−9>0 次に、2次式 2x2+3x−9 を因数分解します。 2x2+3x−9=(2x−3)(x+3) したがって、不等式は次のようになります。
(2x−3)(x+3)>0 2x−3=0 となるのは x=23 のときです。 x+3=0 となるのは x=−3 のときです。 数直線を使い、x<−3, −3<x<23, x>23 の3つの区間で (2x−3)(x+3) の符号を調べます。 - x<−3 のとき、2x−3<0 かつ x+3<0 なので、(2x−3)(x+3)>0 - −3<x<23 のとき、2x−3<0 かつ x+3>0 なので、(2x−3)(x+3)<0 - x>23 のとき、2x−3>0 かつ x+3>0 なので、(2x−3)(x+3)>0 したがって、不等式 (2x−3)(x+3)>0 を満たす x の範囲は、x<−3 または x>23 です。