## 問題1 (1)

幾何学接線ピタゴラスの定理
2025/7/23
## 問題1 (1)
円の中に点Pがあり、点Pを通る2つの弦ACとBDがあります。AP = 2, PC = 3, BP = x, PD = 6のとき、xの値を求めます。
## 解き方の手順
円の内部の点Pを通る2つの弦ABとCDについて、以下の関係が成り立ちます。
APPC=BPPDAP \cdot PC = BP \cdot PD
この問題では、AP = 2, PC = 3, BP = x, PD = 6なので、
23=x62 \cdot 3 = x \cdot 6
6=6x6 = 6x
x=1x = 1
## 最終的な答え
x=1x = 1
---
## 問題1 (2)
円の中に弦AB, CDがあります。点Pは弦AB上にあり、線分CP, DPが引かれています。AP=12, BP=x, CP=15, DP=18 のとき、xの値を求めます。
## 解き方の手順
円の内部の点Pを通る2つの弦ABとCDについて、以下の関係が成り立ちます。
APPB=CPPDAP \cdot PB = CP \cdot PD
この問題では、AP = 12, BP = x, CP = 15, DP = 18 なので、
12x=151812 \cdot x = 15 \cdot 18
12x=27012x = 270
x=27012=452=22.5x = \frac{270}{12} = \frac{45}{2} = 22.5
## 最終的な答え
x=22.5x = 22.5
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## 問題2
半径9cmの円Oにおいて、中心Oからの距離が6cmである弦ABの長さを求めます。
## 解き方の手順
中心Oから弦ABに垂線を下ろし、その交点をMとします。OMは弦ABを二等分します。
三角形OMAは直角三角形なので、ピタゴラスの定理より、OA2=OM2+AM2OA^2 = OM^2 + AM^2 が成り立ちます。
OA=9,OM=6OA = 9, OM = 6 なので、92=62+AM29^2 = 6^2 + AM^2
81=36+AM281 = 36 + AM^2
AM2=45AM^2 = 45
AM=45=35AM = \sqrt{45} = 3\sqrt{5}
弦ABの長さはAMの2倍なので、AB=2AM=235=65AB = 2 \cdot AM = 2 \cdot 3\sqrt{5} = 6\sqrt{5}
## 最終的な答え
656\sqrt{5} cm
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## 問題3
直線ABは円Oの接線で、Bはその接点です。線分ABの長さが10cm, 線分AOの長さが13cmであるとき、円Oの半径を求めます。
## 解き方の手順
接線と半径は接点で直交するので、三角形ABOは直角三角形です。
ピタゴラスの定理より、AO2=AB2+BO2AO^2 = AB^2 + BO^2 が成り立ちます。
AO=13,AB=10AO = 13, AB = 10 なので、132=102+BO213^2 = 10^2 + BO^2
169=100+BO2169 = 100 + BO^2
BO2=69BO^2 = 69
BO=69BO = \sqrt{69}
円Oの半径はBOの長さに等しいので、69\sqrt{69}cmです。
## 最終的な答え
69\sqrt{69} cm
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## 問題4
2つの円O, O'が接していて、2つの円O, O'に接する直線をひき、その接点をそれぞれA, Bとします。円Oの半径が6cm、線分ABの長さが434\sqrt{3} cmのとき、円O'の半径を求めます。
## 解き方の手順
円Oの中心Oから線分BO'に平行な線を引き、線分ABとの交点をCとします。
すると、四角形O'BCAは長方形になり、BC=OBBC = O'Bとなります。
三角形OO'Cは直角三角形になり、OC=AB=43,OO=6+rOC = AB = 4\sqrt{3}, OO' = 6 + r, OC=6rO'C = 6-r (ただしrはO'の半径)が成り立ちます。
ピタゴラスの定理より、OO2=OC2+OC2OO'^2 = OC^2 + O'C^2
(6+r)2=(43)2+(6r)2(6 + r)^2 = (4\sqrt{3})^2 + (6 - r)^2
36+12r+r2=48+3612r+r236 + 12r + r^2 = 48 + 36 - 12r + r^2
36+12r=8412r36 + 12r = 84 - 12r
24r=4824r = 48
r=2r = 2
## 最終的な答え
22 cm

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