## 問題1 (1)
円の中に点Pがあり、点Pを通る2つの弦ACとBDがあります。AP = 2, PC = 3, BP = x, PD = 6のとき、xの値を求めます。
## 解き方の手順
円の内部の点Pを通る2つの弦ABとCDについて、以下の関係が成り立ちます。
AP⋅PC=BP⋅PD この問題では、AP = 2, PC = 3, BP = x, PD = 6なので、
2⋅3=x⋅6 ## 最終的な答え
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## 問題1 (2)
円の中に弦AB, CDがあります。点Pは弦AB上にあり、線分CP, DPが引かれています。AP=12, BP=x, CP=15, DP=18 のとき、xの値を求めます。
## 解き方の手順
円の内部の点Pを通る2つの弦ABとCDについて、以下の関係が成り立ちます。
AP⋅PB=CP⋅PD この問題では、AP = 12, BP = x, CP = 15, DP = 18 なので、
12⋅x=15⋅18 x=12270=245=22.5 ## 最終的な答え
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## 問題2
半径9cmの円Oにおいて、中心Oからの距離が6cmである弦ABの長さを求めます。
## 解き方の手順
中心Oから弦ABに垂線を下ろし、その交点をMとします。OMは弦ABを二等分します。
三角形OMAは直角三角形なので、ピタゴラスの定理より、OA2=OM2+AM2 が成り立ちます。 OA=9,OM=6 なので、92=62+AM2 81=36+AM2 AM=45=35 弦ABの長さはAMの2倍なので、AB=2⋅AM=2⋅35=65 ## 最終的な答え
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## 問題3
直線ABは円Oの接線で、Bはその接点です。線分ABの長さが10cm, 線分AOの長さが13cmであるとき、円Oの半径を求めます。
## 解き方の手順
接線と半径は接点で直交するので、三角形ABOは直角三角形です。
ピタゴラスの定理より、AO2=AB2+BO2 が成り立ちます。 AO=13,AB=10 なので、132=102+BO2 169=100+BO2 BO=69 円Oの半径はBOの長さに等しいので、69cmです。 ## 最終的な答え
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## 問題4
2つの円O, O'が接していて、2つの円O, O'に接する直線をひき、その接点をそれぞれA, Bとします。円Oの半径が6cm、線分ABの長さが43 cmのとき、円O'の半径を求めます。 ## 解き方の手順
円Oの中心Oから線分BO'に平行な線を引き、線分ABとの交点をCとします。
すると、四角形O'BCAは長方形になり、BC=O′Bとなります。 三角形OO'Cは直角三角形になり、OC=AB=43,OO′=6+r, O′C=6−r (ただしrはO'の半径)が成り立ちます。 ピタゴラスの定理より、OO′2=OC2+O′C2 (6+r)2=(43)2+(6−r)2 36+12r+r2=48+36−12r+r2 36+12r=84−12r ## 最終的な答え