図は直角三角形であり、各辺を直径とする半円が描かれています。直角を挟む2辺を直径とする半円の面積はそれぞれ1と2です。斜辺を直径とする半円の面積を求めよ。

幾何学幾何直角三角形半円ピタゴラスの定理面積
2025/7/23

1. 問題の内容

図は直角三角形であり、各辺を直径とする半円が描かれています。直角を挟む2辺を直径とする半円の面積はそれぞれ1と2です。斜辺を直径とする半円の面積を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、直角を挟む2辺の長さをそれぞれ aabb とし、斜辺の長さを cc とします。
また、それぞれの半円の面積を Sa,Sb,ScS_a, S_b, S_c とします。
半円の面積は、直径を dd とすると 12π(d2)2=πd28\frac{1}{2} \pi (\frac{d}{2})^2 = \frac{\pi d^2}{8} で表されます。
よって、
Sa=πa28=1S_a = \frac{\pi a^2}{8} = 1
Sb=πb28=2S_b = \frac{\pi b^2}{8} = 2
Sc=πc28S_c = \frac{\pi c^2}{8}
となります。
ScS_c を求めるために、a,b,ca, b, c の関係を考えます。直角三角形なので、ピタゴラスの定理より、a2+b2=c2a^2 + b^2 = c^2 が成り立ちます。
したがって、
πa28+πb28=π(a2+b2)8=πc28\frac{\pi a^2}{8} + \frac{\pi b^2}{8} = \frac{\pi (a^2 + b^2)}{8} = \frac{\pi c^2}{8}
Sa+Sb=ScS_a + S_b = S_c
Sa=1S_a = 1Sb=2S_b = 2 なので、Sc=1+2=3S_c = 1 + 2 = 3 となります。

3. 最終的な答え

3

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