与えられたデータ $5, 3, 6, 8, 5, 8, 5, 4, 6, 5$ について、分散と標準偏差を求めます。

確率論・統計学分散標準偏差データ分析
2025/7/23

1. 問題の内容

与えられたデータ 5,3,6,8,5,8,5,4,6,55, 3, 6, 8, 5, 8, 5, 4, 6, 5 について、分散と標準偏差を求めます。

2. 解き方の手順

ステップ1: データの平均を計算します。
データの総和をデータの個数で割ります。
平均=5+3+6+8+5+8+5+4+6+510=5510=5.5\text{平均} = \frac{5+3+6+8+5+8+5+4+6+5}{10} = \frac{55}{10} = 5.5
ステップ2: 各データ点と平均との差(偏差)を計算します。
それぞれのデータ点から平均値を引きます。
55.5=0.55-5.5 = -0.5
35.5=2.53-5.5 = -2.5
65.5=0.56-5.5 = 0.5
85.5=2.58-5.5 = 2.5
55.5=0.55-5.5 = -0.5
85.5=2.58-5.5 = 2.5
55.5=0.55-5.5 = -0.5
45.5=1.54-5.5 = -1.5
65.5=0.56-5.5 = 0.5
55.5=0.55-5.5 = -0.5
ステップ3: 各偏差の二乗を計算します。
(0.5)2=0.25(-0.5)^2 = 0.25
(2.5)2=6.25(-2.5)^2 = 6.25
(0.5)2=0.25(0.5)^2 = 0.25
(2.5)2=6.25(2.5)^2 = 6.25
(0.5)2=0.25(-0.5)^2 = 0.25
(2.5)2=6.25(2.5)^2 = 6.25
(0.5)2=0.25(-0.5)^2 = 0.25
(1.5)2=2.25(-1.5)^2 = 2.25
(0.5)2=0.25(0.5)^2 = 0.25
(0.5)2=0.25(-0.5)^2 = 0.25
ステップ4: 偏差の二乗の平均を計算します。これが分散です。
偏差の二乗の合計をデータの個数で割ります。
分散=0.25+6.25+0.25+6.25+0.25+6.25+0.25+2.25+0.25+0.2510=22.510=2.25\text{分散} = \frac{0.25 + 6.25 + 0.25 + 6.25 + 0.25 + 6.25 + 0.25 + 2.25 + 0.25 + 0.25}{10} = \frac{22.5}{10} = 2.25
ステップ5: 分散の平方根を計算します。これが標準偏差です。
標準偏差=2.25=1.5\text{標準偏差} = \sqrt{2.25} = 1.5

3. 最終的な答え

分散: 2.252.25
標準偏差: 1.51.5

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