データAは4個の数値からなり、平均値は3、分散は5である。データBは6個の数値からなり、平均値は3、分散は4である。データAとデータBを合わせた10個の数値からなるデータCについて、以下の問いに答える。 (1) データCの平均値と分散を求める。 (2) データAの各数値を1だけ増やし、データBの各数値を1だけ減らした場合の、変更後のデータCの平均値を求める。

確率論・統計学平均分散データの分析統計
2025/7/25

1. 問題の内容

データAは4個の数値からなり、平均値は3、分散は5である。データBは6個の数値からなり、平均値は3、分散は4である。データAとデータBを合わせた10個の数値からなるデータCについて、以下の問いに答える。
(1) データCの平均値と分散を求める。
(2) データAの各数値を1だけ増やし、データBの各数値を1だけ減らした場合の、変更後のデータCの平均値を求める。

2. 解き方の手順

(1) データCの平均値:
データAの合計は 4×3=124 \times 3 = 12
データBの合計は 6×3=186 \times 3 = 18
データCの合計は 12+18=3012 + 18 = 30
データCの平均値は 30/10=330 / 10 = 3
データCの分散:
データAの分散は5なので、偏差平方和は 4×5=204 \times 5 = 20
データBの分散は4なので、偏差平方和は 6×4=246 \times 4 = 24
データCの偏差平方和は 20+24=4420 + 24 = 44
データCの分散は 44/10=4.444 / 10 = 4.4
(2) 変更後のデータCの平均値:
データAの各数値を1だけ増やすと、データAの合計は 12+4=1612 + 4 = 16
データBの各数値を1だけ減らすと、データBの合計は 186=1218 - 6 = 12
変更後のデータCの合計は 16+12=2816 + 12 = 28
変更後のデータCの平均値は 28/10=2.828 / 10 = 2.8

3. 最終的な答え

(1) データCの平均値は 3.0、分散は 4.4。
(2) 変更後のデータCの平均値は 2.8。

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