AからFの6チームで行われた野球のリーグ戦の結果から、確実に言えるものを選択肢の中から選び出す問題です。勝率の計算式は、勝数 / (試合数 - 引き分け数)で与えられています。

1. 問題の内容

AからFの6チームで行われた野球のリーグ戦の結果から、確実に言えるものを選択肢の中から選び出す問題です。勝率の計算式は、勝数 / (試合数 - 引き分け数)で与えられています。

2. 解き方の手順

まず、各チームの試合数を確認します。全チーム総当たり戦なので、各チームの試合数は5試合です。

次に、与えられた情報を整理します。

* ア：Aの勝率は10割、つまりAは5勝。

* イ：BはEに勝ち、Fと引き分け。勝率は2割5分（0.25）。

* ウ：CはDとFに勝ち、Eに負け。

* エ：A, C, Dは1試合引き分け。

* オ：EはFに勝ち、引き分けはない。

選択肢を一つずつ検討します。

* 選択肢1：「Eは2勝し、勝率4割だった。」

EはFに勝っているので1勝は確定。Bに負けているので、残り3試合の結果を考える。引き分けはないので、残り3試合で1勝すれば2勝となる。Eの勝率を計算すると、2 / (5-0) = 0.4となり、勝率4割となる。Eが残りの試合で1勝できる可能性はあるが、2勝するとは限らないので、必ずしも言えるとは限らない。

* 選択肢2：「勝率4割以上のチームは4チームだった。」

Aは5勝で勝率10割。Bの勝率は2割5分。Eの勝率については1の場合で検討した。Cの勝率は、分かっているのは2勝1敗1分。勝率は 2/(5-1) = 0.5で、5割となる。Cは勝率4割以上。Dは1引き分けなので、最大2勝。勝率は2/(5-1) = 0.5で、5割となる。Dは勝率4割以上。FはEに負け、Bと引き分けなので、残り３試合の結果を考える。最大3勝できる。勝率は3/(5-1) = 0.75で、7割5分となる。Fは勝率4割以上。少なくともA,C,Dが4割以上確定なので正しい。

* 選択肢3：「Fは1試合引き分け、勝率0だった。」

FはBと引き分けているので、1試合引き分けは確定。しかし、勝率0とは言い切れない。残りの4試合で勝つ可能性がある。

* 選択肢4：「引き分けは全部で6試合あった。」

A, C, Dがそれぞれ1試合引き分けているので、少なくとも3試合は引き分けがある。BとFが引き分けているので、少なくとも4試合は引き分けがある。6試合とは限らない。

* 選択肢5：「負け数2のチームは1チームのみだった。」

Aは5勝なので、負け数は0。BはEに勝ち、Fと引き分けなので、残りの3試合で少なくとも1敗している。CはEに負けているので、残りの試合結果によって負け数が変わる。D,E,Fに関しても同様に、確定的なことは言えない。

3. 最終的な答え

勝率4割以上のチームは4チームだった。