まず、与えられたデータを a を含めずに昇順に並べます: 27,30,31,35,37,38,41 データは全部で8個あるので、中央値は小さい方から4番目と5番目の値の平均です。
a の値によって、中央値が変わるので、場合分けして考えます。 (1) a≤31 のとき、データを昇順に並べると a,27,30,31,35,37,38,41 となり、中央値は (31+35)/2=33 です。 a,27,30,31,35,37,38,41 (2) 31<a≤35 のとき、データを昇順に並べると 27,30,31,a,35,37,38,41 となり、中央値は (a+35)/2 です。a が32から35の整数を取る時、中央値は (32+35)/2=33.5から(35+35)/2=35まで、0.5刻みで変化します。32から35までaは4通り取り得ます。 (3) 35<a≤37 のとき、データを昇順に並べると 27,30,31,35,a,37,38,41 となり、中央値は (35+a)/2 です。a が36,37の整数を取る時、中央値は (35+36)/2=35.5から(35+37)/2=36まで、0.5刻みで変化します。aは2通り取り得ます。 (4) 37<a≤38 のとき、データを昇順に並べると 27,30,31,35,37,a,38,41 となり、中央値は (35+37)/2=36 です。 (5) 38<a のとき、データを昇順に並べると 27,30,31,35,37,38,41,a となり、中央値は (35+37)/2=36 です。 まとめると、a の値によって中央値は 33,(a+35)/2,36 のいずれかになります。(a+35)/2はaの値によって変わる値です。aの値によって中央値が異なるのは、31<a<=37の範囲の時です。この時のaの整数値は、32,33,34,35,36,37の6通りです。 したがって、中央値として考えられる値は、33,33.5,34,34.5,35,35.5,36 の7通りです。