データ数が $N=4n$ ($n$は自然数)であるとき、第一四分位数 $Q_1$、第二四分位数 $Q_2$、第三四分位数 $Q_3$ を、データ $x_1, x_2, ..., x_{4n}$ を用いて表す。

確率論・統計学四分位数中央値データの分析
2025/7/23

1. 問題の内容

データ数が N=4nN=4nnnは自然数)であるとき、第一四分位数 Q1Q_1、第二四分位数 Q2Q_2、第三四分位数 Q3Q_3 を、データ x1,x2,...,x4nx_1, x_2, ..., x_{4n} を用いて表す。

2. 解き方の手順

まず、データの全体の中央値を求める。データ数は 4n4n なので、第二四分位数 Q2Q_2は、
Q2=x2n+x2n+12Q_2 = \frac{x_{2n} + x_{2n+1}}{2}
次に、下位のデータの中央値を求める。下位のデータは x1,x2,...,x2nx_1, x_2, ..., x_{2n}2n2n 個のデータである。
したがって、第一四分位数 Q1Q_1 は、
Q1=xn+xn+12Q_1 = \frac{x_{n} + x_{n+1}}{2}
次に、上位のデータの中央値を求める。上位のデータは x2n+1,x2n+2,...,x4nx_{2n+1}, x_{2n+2}, ..., x_{4n}2n2n 個のデータである。
したがって、第三四分位数 Q3Q_3 は、
Q3=x3n+x3n+12Q_3 = \frac{x_{3n} + x_{3n+1}}{2}

3. 最終的な答え

Q1=xn+xn+12Q_1 = \frac{x_n + x_{n+1}}{2}
Q2=x2n+x2n+12Q_2 = \frac{x_{2n} + x_{2n+1}}{2}
Q3=x3n+x3n+12Q_3 = \frac{x_{3n} + x_{3n+1}}{2}

「確率論・統計学」の関連問題

方法Bで手術を受けた25人の患者の平均回復時間は50時間、標準偏差は11時間である。このとき、方法Bの平均回復時間の95%信頼区間の上限値を小数第3位まで求める。

信頼区間統計的推定平均標準偏差
2025/7/25

カードを白3枚、黒2枚の順に並べる。1枚目から11枚目までのカードについて、白のカードの枚数と黒のカードの枚数の差は3枚である。1枚目からn枚目までのカードについて、白のカードの枚数と黒のカードの枚数...

数列確率場合の数周期性
2025/7/25

二つの手術方法AとBの効果を比較するため、それぞれ無作為に選んだ16人と25人の患者を対象に回復時間を調査しました。方法Aの平均回復時間は62時間、標準偏差は8時間、方法Bの平均回復時間は50時間、標...

信頼区間t分布統計的推測
2025/7/25

## 問題の解答

信頼区間標本比率分散統計的推測
2025/7/25

画像を拝見しましたが、問題文がぼやけていて完全に読み取れません。しかし、画像に写っているテキストの一部から推測して、確率に関する問題であると仮定し、具体的な問題設定を想定して回答を作成します。

確率ベイズの定理条件付き確率統計的推測
2025/7/25

東京の400世帯の35%がテレビ番組を視聴し、大阪の300世帯の27%が同じ番組を視聴している。東京の方が大阪よりも番組が人気があるかを、有意水準5%で検定する。検定統計量を小数第3位まで求める。また...

仮説検定母比率の差の検定統計的有意性片側検定検定統計量
2025/7/25

データAは4個の数値からなり、平均値は3、分散は5である。データBは6個の数値からなり、平均値は3、分散は4である。データAとデータBを合わせた10個の数値からなるデータCについて、以下の問いに答える...

平均分散データの分析統計
2025/7/25

A, Bの2つのチームが試合を行い、先に4勝したチームが優勝する。各試合において、両チームの勝つ確率はそれぞれ$\frac{1}{2}$であり、引き分けはないものとする。 (1) 4試合目で勝負が決ま...

確率二項係数組み合わせ
2025/7/25

AからFの6チームで行われた野球のリーグ戦の結果から、確実に言えるものを選択肢の中から選び出す問題です。勝率の計算式は、勝数 / (試合数 - 引き分け数)で与えられています。

勝率リーグ戦確率論理
2025/7/25

大小2つのサイコロを振ったとき、出た目の数の積が奇数になる確率を求める問題です。

確率サイコロ奇数
2025/7/25