(1) 白玉4個と黒玉5個が入った袋から、玉を1個取り出し、元に戻さずに、続いてもう1個を取り出すとき、2個とも白玉である確率を求める。 (2) 1から9までの番号が書かれた9枚のカードから、1枚を取り出し、元に戻さずに、続いてもう1枚を取り出すとき、2枚目が偶数である確率を求める。
2025/7/23
1. 問題の内容
(1) 白玉4個と黒玉5個が入った袋から、玉を1個取り出し、元に戻さずに、続いてもう1個を取り出すとき、2個とも白玉である確率を求める。
(2) 1から9までの番号が書かれた9枚のカードから、1枚を取り出し、元に戻さずに、続いてもう1枚を取り出すとき、2枚目が偶数である確率を求める。
2. 解き方の手順
(1)
1回目に白玉を取り出す確率は、。
1回目に白玉を取り出した後、袋には白玉が3個、黒玉が5個、合計8個の玉が入っている。
2回目に白玉を取り出す確率は、。
したがって、2個とも白玉である確率は、
(2)
2枚目が偶数である確率を求める。2枚目が偶数になるのは、1枚目が奇数で2枚目が偶数、または1枚目が偶数で2枚目が偶数の場合がある。
1から9までのカードのうち、偶数は4枚(2,4,6,8)、奇数は5枚(1,3,5,7,9)。
(i) 1枚目が奇数で2枚目が偶数の場合
1枚目が奇数である確率は。
1枚目が奇数だった場合、残りのカードは8枚で、偶数は4枚なので、2枚目が偶数になる確率は。
この場合の確率は、
(ii) 1枚目が偶数で2枚目が偶数の場合
1枚目が偶数である確率は。
1枚目が偶数だった場合、残りのカードは8枚で、偶数は3枚なので、2枚目が偶数になる確率は。
この場合の確率は、
求める確率は、(i)と(ii)の確率の和であるから、
3. 最終的な答え
(1)
(2)