(1) 次のデータはある工業製品の販売個数を月別に集計したものである。 月:1月, 2月, 3月, 4月, 5月, 6月, 7月, 8月, 9月, 10月, 11月, 12月 個数:12, 11, 10, 12, 14, 15, 16, 17, 13, 14, 11, 11 (1) このデータの最頻値(モード)は、平均値は、中央値(メジアン)は、四分位範囲はいくつか。 (2) 1月から12月の12個の値からなるデータについて計算をしようとしたところ、誤って平均値を含めた13個の値からなるデータについて計算をしてしまった。誤ったデータの平均値、中央値、分散は、正しいデータのそれらと比べて大きいか、小さいか、等しいか。 (2) 6人の生徒A, B, C, D, E, Fが、各20点満点の数学と国語のテストを受験した。 (1) 数学の得点の分散はいくつか。 (2) 国語の得点の平均値と分散はいくつか。数学と国語のテストの得点の標準偏差を比べると、どちらのテストの標準偏差の方が大きいか。
2025/7/23
1. 問題の内容
(1) 次のデータはある工業製品の販売個数を月別に集計したものである。
月:1月, 2月, 3月, 4月, 5月, 6月, 7月, 8月, 9月, 10月, 11月, 12月
個数:12, 11, 10, 12, 14, 15, 16, 17, 13, 14, 11, 11
(1) このデータの最頻値(モード)は、平均値は、中央値(メジアン)は、四分位範囲はいくつか。
(2) 1月から12月の12個の値からなるデータについて計算をしようとしたところ、誤って平均値を含めた13個の値からなるデータについて計算をしてしまった。誤ったデータの平均値、中央値、分散は、正しいデータのそれらと比べて大きいか、小さいか、等しいか。
(2) 6人の生徒A, B, C, D, E, Fが、各20点満点の数学と国語のテストを受験した。
(1) 数学の得点の分散はいくつか。
(2) 国語の得点の平均値と分散はいくつか。数学と国語のテストの得点の標準偏差を比べると、どちらのテストの標準偏差の方が大きいか。
2. 解き方の手順
(1)
- 最頻値(モード): データの中で最も頻繁に出現する値。
- 平均値: 全ての値を足し合わせて、データの数で割ったもの。
- 中央値(メジアン): データを小さい順に並べたときの中央に位置する値。データの数が偶数の場合は、中央の2つの値の平均値。
- 四分位範囲: 第3四分位数から第1四分位数を引いたもの。
(2)
- 誤った平均値: 正しいデータの合計に正しい平均値を加えたものを13で割ったもの。
- 誤った中央値: 13個のデータを並べたときの中央の値。
- 誤った分散: 誤った平均値を用いて分散を計算したもの。
[II]
(1)
平均値は9なので、分散は以下の式で求められる。
分散 =
=
(2)
国語の平均値 =
国語の分散 =
=
数学の標準偏差は
国語の標準偏差は
3. 最終的な答え
[I]
(1) アイ: 11, ウエ: 13, オカ: 11.5, キ:, ク: 3, ケ:
(2) コ: 2, サ: 0, シ: 2
[II]
(1) ス: 4, セン: 33
(2) タチ: 11, ツ: 3, テト: 00, ナ: 1, ニ: 0