与えられた数列 $a_n$ に対し、無限級数 $\sum_{n=1}^{\infty} a_n$ が収束するかどうかを調べる。具体的には、以下の8つの数列に対する級数の収束・発散を判定する。 (1) $a_n = \frac{n+1}{n^3 - n^2 + 2}$ (2) $a_n = \frac{n+2}{n^2 + 3n + 6}$ (3) $a_n = \frac{1}{n} - \sin\frac{1}{n}$ (4) $a_n = \frac{1}{\log(n+1)}$ (5) $a_n = \frac{2^n}{n!}$ (6) $a_n = \frac{(n!)^2}{(2n)!}$ (7) $a_n = \left(\frac{n}{n+1}\right)^{n^2}$ (8) $a_n = \left(\frac{n}{n+1}\right)^n$
2025/7/23
はい、承知いたしました。問題文に示された8つの級数について、収束判定を行います。
1. 問題の内容
与えられた数列 に対し、無限級数 が収束するかどうかを調べる。具体的には、以下の8つの数列に対する級数の収束・発散を判定する。
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
2. 解き方の手順
(1)
が大きいとき、 となる。 は の 級数なので収束する。極限比較法を用いる。
. よって は収束する。
(2)
が大きいとき、 となる。 は発散する。極限比較法を用いる。
. よって は発散する。
(3)
なので、
が大きいとき、 となる。 は収束する。極限比較法を用いる。
. よって は収束する。
(4)
である。しかし、任意の について なので、. は発散するので、比較判定法より は発散する。
(5)
比判定法を用いる。
.
. よって は収束する。
(6)
比判定法を用いる。
.
. よって は収束する。
(7)
根判定法を用いる。
.
. よって は収束する。
(8)
.
であるから、 は発散する。
3. 最終的な答え
(1) 収束
(2) 発散
(3) 収束
(4) 発散
(5) 収束
(6) 収束
(7) 収束
(8) 発散