## 解答
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1. 問題の内容
与えられた画像には、いくつかの数学の問題が含まれています。これらの問題を解くことを求められています。具体的には、以下の内容です。
1. 逆三角関数の値を求める。
2. 順列、組合せ、重複組合せの値を求める。
3. 二項展開における特定の項の係数を求める。
4. 1から100までの数字が書かれたカードから1枚引くときの確率を求める。
5. さいころを1回振る時の事象の独立性を判定する。
6. 期待値を求める。
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2. 解き方の手順
順番に問題を解いていきます。
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1. 逆三角関数の値を求める**
(1)
となる を求めます。の範囲はです。
したがって、です。
(2)
となる を求めます。の範囲はです。
したがって、です。
(3)
となる を求めます。の範囲はです。
したがって、です。
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2. 順列、組合せ、重複組合せの値を求める**
(1)
順列の公式:
(2)
重複順列の公式:
(3)
組合せの公式:
(4)
重複組合せの公式:
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3. 二項展開における特定の項の係数を求める**
(1) の の係数
二項定理:
の係数は、
(2) の の係数
の係数は、
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4. 確率を求める**
(1) 37以下の数字が書かれたカードを引く確率
1から37までの数字は37個なので、確率は
(2) 37以下でない数字が書かれたカードを引く確率
38から100までの数字は100 - 37 = 63個なので、確率は
(3) 一の位が2または7である数字が書かれたカードを引く確率
一の位が2である数は、2, 12, 22, ..., 92 の10個。
一の位が7である数は、7, 17, 27, ..., 97 の10個。
合計20個なので、確率は
(4) 3の倍数かつ5の倍数である数字が書かれたカードを引く確率
3の倍数かつ5の倍数ということは、15の倍数であること。
15の倍数は、15, 30, 45, 60, 75, 90 の6個。
確率は
(5) 3の倍数または5の倍数である数字が書かれたカードを引く確率
3の倍数は33個(100//3)
5の倍数は20個(100//5)
15の倍数は6個
3の倍数または5の倍数の数は、33 + 20 - 6 = 47個
確率は
**
5. 事象の独立性を判定する**
A: 偶数である, B: 3の倍数である, C: 4以下である
(1) AとB
P(A) = 1/2
P(B) = 1/3
P(A∩B) = P(6の倍数) = 16/100 = 4/25
P(A)P(B) = 1/2 * 1/3 = 1/6 = 4.166/25
P(A∩B) ≠ P(A)P(B)なので、独立ではない。
(2) AとC
P(A) = 1/2
P(C) = 4/6 = 2/3
P(A∩C) = P(2,4) = 2/6 = 1/3
P(A)P(C) = 1/2 * 2/3 = 1/3
P(A∩C) = P(A)P(C)なので、独立である。
(3) BとC
P(B) = 1/3
P(C) = 2/3
P(B∩C) = P(3) = 1/6
P(B)P(C) = 1/3 * 2/3 = 2/9
P(B∩C) ≠ P(B)P(C)なので、独立ではない。
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6. 期待値を求める**
(1) 箱を選ぶときの金額の期待値
(100円 x 1個 + 50円 x 3個 + 10円 x 6個) / 10個 = (100 + 150 + 60) / 10 = 310 / 10 = 31円
(2) コインを投げるゲームの期待値
表が出る確率 = 1/2, 裏が出る確率 = 1/2
1回目で表が出た場合:100円
1回目で裏、2回目で表が出た場合:100円
1回目、2回目裏、3回目で表が出た場合:100円
期待値 = (1/2 * 100) + (1/2 * 1/2 * 100) + (1/2 * 1/2 * 1/2 * 100)
= 50 + 25 + 12.5 = 87.5円
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