問題は、以下の5つの問題から構成されています。 * 問題7: * (1) $\sqrt{24n}$が自然数となるような最小の自然数 $n$ を求める。 * (2) $\sqrt{20-n}$が自然数となるようなすべての自然数 $n$ を求める。 * 問題8: 1辺6cmと1辺9cmの正方形の面積の和に等しい面積の正方形の1辺の長さを求める。 * 問題9: 面積50cm$^2$の正方形の1辺の長さが、面積20cm$^2$の正方形の1辺の長さの何倍かを求める。 * 問題10: $\sqrt{2}$の小数部分を $a$ とするとき、$a^2 - 2a$の値を求める。 * 問題11: ある数$a$の一の位以下を四捨五入した近似値が280であるとする。 * (1) $a$ の範囲を不等号で表す。 * (2) 誤差の絶対値がいくつ以下と言えるか。

算数平方根自然数面積四捨五入誤差
2025/7/23

1. 問題の内容

問題は、以下の5つの問題から構成されています。
* 問題7:
* (1) 24n\sqrt{24n}が自然数となるような最小の自然数 nn を求める。
* (2) 20n\sqrt{20-n}が自然数となるようなすべての自然数 nn を求める。
* 問題8: 1辺6cmと1辺9cmの正方形の面積の和に等しい面積の正方形の1辺の長さを求める。
* 問題9: 面積50cm2^2の正方形の1辺の長さが、面積20cm2^2の正方形の1辺の長さの何倍かを求める。
* 問題10: 2\sqrt{2}の小数部分を aa とするとき、a22aa^2 - 2aの値を求める。
* 問題11: ある数aaの一の位以下を四捨五入した近似値が280であるとする。
* (1) aa の範囲を不等号で表す。
* (2) 誤差の絶対値がいくつ以下と言えるか。

2. 解き方の手順

* 問題7:
* (1) 24n\sqrt{24n}が自然数になるためには、24n24nが平方数である必要があります。24=23×324 = 2^3 \times 3なので、n=2×3=6n = 2 \times 3 = 6とすると、24n=24×32=(22×3)2=12224n = 2^4 \times 3^2 = (2^2 \times 3)^2 = 12^2となり、24n=12\sqrt{24n} = 12となります。
* (2) 20n\sqrt{20-n}が自然数となるためには、20n20-nが0以上の平方数である必要があります。つまり、20n=0,1,4,9,1620-n = 0, 1, 4, 9, 16となる必要があります。したがって、n=20,19,16,11,4n = 20, 19, 16, 11, 4です。
* 問題8:
* 面積の和は、62+92=36+81=1176^2 + 9^2 = 36 + 81 = 117 cm2^2です。求める正方形の1辺の長さを xx とすると、x2=117x^2 = 117なので、x=117=9×13=313x = \sqrt{117} = \sqrt{9 \times 13} = 3\sqrt{13} cmです。
* 問題9:
* 面積50cm2^2の正方形の1辺の長さは50=25×2=52\sqrt{50} = \sqrt{25 \times 2} = 5\sqrt{2}cmです。面積20cm2^2の正方形の1辺の長さは20=4×5=25\sqrt{20} = \sqrt{4 \times 5} = 2\sqrt{5}cmです。求める倍数は、5225=525255=51010=102\frac{5\sqrt{2}}{2\sqrt{5}} = \frac{5\sqrt{2}\sqrt{5}}{2\sqrt{5}\sqrt{5}} = \frac{5\sqrt{10}}{10} = \frac{\sqrt{10}}{2}倍です。
* 問題10:
* 2=1.4142...\sqrt{2} = 1.4142...なので、小数部分 a=21a = \sqrt{2} - 1です。 a22a=(21)22(21)=(222+1)(222)=32222+2=542a^2 - 2a = (\sqrt{2} - 1)^2 - 2(\sqrt{2} - 1) = (2 - 2\sqrt{2} + 1) - (2\sqrt{2} - 2) = 3 - 2\sqrt{2} - 2\sqrt{2} + 2 = 5 - 4\sqrt{2}です。あるいは、a22a=a(a2)=(21)(212)=(21)(23)=2322+3=542a^2 - 2a = a(a - 2) = (\sqrt{2} - 1)(\sqrt{2} - 1 - 2) = (\sqrt{2} - 1)(\sqrt{2} - 3) = 2 - 3\sqrt{2} - \sqrt{2} + 3 = 5 - 4\sqrt{2}
* 問題11:
* (1) 四捨五入して280になるということは、279.5以上280.5未満であるということです。したがって、279.5a<280.5279.5 \le a < 280.5です。
* (2) 誤差の絶対値は、最大で0.5です。

3. 最終的な答え

* 問題7:
* (1) n=6n = 6
* (2) n=4,11,16,19,20n = 4, 11, 16, 19, 20
* 問題8: 3133\sqrt{13} cm
* 問題9: 102\frac{\sqrt{10}}{2}
* 問題10: 5425 - 4\sqrt{2}
* 問題11:
* (1) 279.5a<280.5279.5 \le a < 280.5
* (2) 0.5以下

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