1. 問題の内容
問題は、1次関数の基本的な知識、1次関数かどうかの判断、身近な1次関数の応用、変化の割合に関する4つのセクションから構成されています。
2. 解き方の手順
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1. 1次関数の式**
1次関数は、 (aは0でない定数)の形で表されます。
ア: は1次関数です。
イ: は2次関数なので、1次関数ではありません。
ウ: は反比例なので、1次関数ではありません。
エ: は1次関数です。
したがって、アとエが1次関数です。
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2. いろいろな関数**
ア: 周の長さがcmの正方形の面積cm²は、 なので1次関数ではありません。
イ: 面積が20cm²の三角形の底辺の長さをcm、高さをcmとすると、 より となり、1次関数ではありません。
ウ: 底面の円の半径がcm、高さが1cmの円柱の体積をcm³とすると、 となり、1次関数ではありません。
エ: 底面の円の半径が9cm,高さがcmの円錐の体積をcm³とすると、 となり、1次関数です。
したがって、エが1次関数であり、その式は です。
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3. 身近な1次関数**
(1) 表を見ると、が4増えるごとには2減っています。よって、1分あたりcmずつ短くなります。
(2) ろうそくの長さが5cmになるのは、のときです。
という式が成り立ちます。
を解くと、より、となります。
したがって、10分後です。
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4. 変化の割合**
1次関数 について
(1) 変化の割合はの係数なので、-2です。
(2) の値が-5から1まで増加するときのの増加量を求めます。
の増加量は です。
変化の割合は-2なので、の増加量は です。
3. 最終的な答え
1.
ア、エ
2.
記号:エ、式:
3.
(1) 0.5 cm
(2) 10 分後
4.
(1) -2
(2) -12