問題1は、100以上200以下の自然数のうち、6の倍数または9の倍数であるものがいくつあるかを求める問題です。 問題2は、赤と白のサイコロを投げたとき、出た目の差の絶対値 $n = |x-y|$ について、いくつかの条件を満たす場合の数を求める問題です。

算数倍数集合確率絶対値
2025/7/24

1. 問題の内容

問題1は、100以上200以下の自然数のうち、6の倍数または9の倍数であるものがいくつあるかを求める問題です。
問題2は、赤と白のサイコロを投げたとき、出た目の差の絶対値 n=xyn = |x-y| について、いくつかの条件を満たす場合の数を求める問題です。

2. 解き方の手順

問題1:
まず、100以上200以下の6の倍数の個数 n(A)n(A) を求めます。
100 ÷ 6 = 16.66... なので、6 × 17 = 102 から 6 × 33 = 198 までが6の倍数です。
よって、n(A)=3317+1=17n(A) = 33 - 17 + 1 = 17 個です。
次に、100以上200以下の9の倍数の個数 n(B)n(B) を求めます。
100 ÷ 9 = 11.11... なので、9 × 12 = 108 から 9 × 22 = 198 までが9の倍数です。
よって、n(B)=2212+1=11n(B) = 22 - 12 + 1 = 11 個です。
次に、100以上200以下の6の倍数かつ9の倍数、つまり18の倍数の個数 n(AB)n(A \cap B) を求めます。
100 ÷ 18 = 5.55... なので、18 × 6 = 108 から 18 × 11 = 198 までが18の倍数です。
よって、n(AB)=116+1=6n(A \cap B) = 11 - 6 + 1 = 6 個です。
6の倍数または9の倍数の個数 n(AB)n(A \cup B) は、包含と排除の原理より、
n(AB)=n(A)+n(B)n(AB)=17+116=22n(A \cup B) = n(A) + n(B) - n(A \cap B) = 17 + 11 - 6 = 22 個です。
問題2:
(1) n=xyn = |x - y| が3または5となる場合を考えます。
n=3n = 3 のとき、(x,y)(x, y) の組み合わせは以下の通りです。
(1, 4), (2, 5), (3, 6), (4, 1), (5, 2), (6, 3) の6通り
よって、5には6が入ります。
n=5n = 5 のとき、(x,y)(x, y) の組み合わせは以下の通りです。
(1, 6), (6, 1) の2通り、(2, _)が4通り、(3,_)が4通り、(4,_)が4通り、(5,_)が4通り
(2,_)は(2,3),(2,4),(2,5),(2,6)でn=1,2,3,4n=1,2,3,4
(3,_)は(3,4),(3,5),(3,6)でn=1,2,3n=1,2,3
(6,_)は(6,1),(6,2),(6,3),(6,4),(6,5)
(1,6), (2,x), (3,x), (4,x), (5,x), (6,1)
(1,6), (6,1)
(2,_)は(2,3,4,5,6)
xy=5|x-y|=5
(1,6)(6,1)の2つ
合計2+6+6+6+6+2=2+5=5個
n=3n=3となるのは(1,4),(2,5),(3,6)(4,1)(5,2)(6,3)の6通り
n=5n=5となるのは(1,6)(6,1)の2通り
(2,5) (5,2)の2通りと
(1,6)(6,1)の2通り
(2,_) (3,_) (4,_) (5,_)
n=3n=3になるのは6通り。
n=5n=5になるのは2通り。
よって、6には2が入ります。
n=3n=3またはn=5n=5となるのは、6+2=8通りなので、7には8が入ります。
(2) nnが奇数となる場合を考えます。
n=1n = 1 のとき、(x,y)(x, y) の組み合わせは以下の通りです。
(1, 2), (2, 1), (2, 3), (3, 2), (3, 4), (4, 3), (4, 5), (5, 4), (5, 6), (6, 5)
よって、8には10が入ります。しかし、選択肢には10がないので、計算に誤りがあります。
n=xyn = |x-y| が奇数となるのは、xxyyの偶奇が異なる場合です。
xxが奇数のとき、yyは偶数。xxが偶数のとき、yyは奇数。
奇数の目は1, 3, 5の3つ。偶数の目は2, 4, 6の3つ。
よって、3 * 3 + 3 * 3 = 9 + 9 = 18通り。
n=1n=1の場合 (1,2), (2,1), (2,3), (3,2), (3,4), (4,3), (4,5), (5,4), (5,6), (6,5) の10通り
n=3n=3の場合 (1,4), (4,1), (2,5), (5,2), (3,6), (6,3) の6通り
n=5n=5の場合 (1,6), (6,1) の2通り
よって奇数の目は1, 3, 5で9通り
(1,2) (1,4) (1,6) = 3
(2,1) (2,3) (2,5) = 3
3*3+3*3=18
n=1n=1となるのは (1,2), (2,1), (2,3), (3,2), (3,4), (4,3), (4,5), (5,4), (5,6), (6,5)の10通りなので、8には該当するものはありません。
選択肢に10はないのでn=1となる場合を求めるのは間違っていると考えられます
nnが奇数なので、n=1,3,5n = 1, 3, 5の場合を足し合わせればよい。
n=1n = 1の場合は、10通りである。
n=3n = 3の場合は、6通りである。
n=5n = 5の場合は、2通りである。
合計すると、10+6+2=18通り
nが奇数となるのは18通りなので、9には該当するものはありません
再度検討します
10+6+2=18
n=1,3,5n=1,3,5の合計
選択肢にないため
再度確認する
サイコロはx,yはそれぞれ1,2,3,4,5,6
n = |x-y|
(1)よりn=3n=3となる場合は、6通り, n=5n=5となる場合は2通り
2+6=8
n=1 nnが奇数
8の回答は存在しない。
3.最終的な答え
問題1:4には6 (22) が入ります。
問題2:
5には6が入ります。
6には2が入ります。
7には8が入ります。
8には選択肢がないため該当するものはない。
9には選択肢がないため該当するものはない。

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