## 問題の解答

幾何学軌跡接線二次方程式
2025/4/4
## 問題の解答
### (1) 問題の内容
2点 A(-2, 0) と B(3, 5) からの距離の比が 2:3 である点の軌跡の方程式を求めます。
### (1) 解き方の手順
求める点の座標を (x, y) とします。
A(-2, 0) と (x, y) の距離は (x+2)2+y2\sqrt{(x+2)^2 + y^2} であり、B(3, 5) と (x, y) の距離は (x3)2+(y5)2\sqrt{(x-3)^2 + (y-5)^2} です。
距離の比が 2:3 であることから、以下の式が成り立ちます。
(x+2)2+y2:(x3)2+(y5)2=2:3\sqrt{(x+2)^2 + y^2} : \sqrt{(x-3)^2 + (y-5)^2} = 2 : 3
この比の式を比例式に書き換えます。
3(x+2)2+y2=2(x3)2+(y5)23\sqrt{(x+2)^2 + y^2} = 2\sqrt{(x-3)^2 + (y-5)^2}
両辺を2乗します。
9((x+2)2+y2)=4((x3)2+(y5)2)9((x+2)^2 + y^2) = 4((x-3)^2 + (y-5)^2)
展開して整理します。
9(x2+4x+4+y2)=4(x26x+9+y210y+25)9(x^2 + 4x + 4 + y^2) = 4(x^2 - 6x + 9 + y^2 - 10y + 25)
9x2+36x+36+9y2=4x224x+36+4y240y+1009x^2 + 36x + 36 + 9y^2 = 4x^2 - 24x + 36 + 4y^2 - 40y + 100
5x2+60x+5y2+40y100=05x^2 + 60x + 5y^2 + 40y - 100 = 0
両辺を5で割ります。
x2+12x+y2+8y20=0x^2 + 12x + y^2 + 8y - 20 = 0
平方完成します。
(x2+12x+36)+(y2+8y+16)=20+36+16(x^2 + 12x + 36) + (y^2 + 8y + 16) = 20 + 36 + 16
(x+6)2+(y+4)2=72(x+6)^2 + (y+4)^2 = 72
### (1) 最終的な答え
(x+6)2+(y+4)2=72(x+6)^2 + (y+4)^2 = 72
### (2) 問題の内容
x2+y2=4x^2 + y^2 = 4 上の点 A(1, 3\sqrt{3}) における接線の方程式を求めます。
### (2) 解き方の手順
x2+y2=r2x^2 + y^2 = r^2 上の点 (x1,y1)(x_1, y_1) における接線の方程式は x1x+y1y=r2x_1x + y_1y = r^2 で表されます。
この問題では、r2=4r^2 = 4 であり、点 A は (1, 3\sqrt{3}) なので、x1=1x_1 = 1y1=3y_1 = \sqrt{3} です。
したがって、接線の方程式は次のようになります。
1x+3y=41 \cdot x + \sqrt{3} \cdot y = 4
x+3y=4x + \sqrt{3}y = 4
### (2) 最終的な答え
x+3y=4x + \sqrt{3}y = 4
### (3) 問題の内容
x=u+vx = u + v, y=uvy = uv を満たす u,vu, v が全ての実数値をとって変化するとき、x,yx, y の条件を求めます。
### (3) 解き方の手順
uuvvtt に関する二次方程式 t2xt+y=0t^2 - xt + y = 0 の2つの実数解です。
この二次方程式が実数解を持つための条件は、判別式 D=x24yD = x^2 - 4yD0D \geq 0 を満たすことです。
したがって、x24y0x^2 - 4y \geq 0 が求める条件です。
### (3) 最終的な答え
x24y0x^2 - 4y \geq 0

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