三角形ABCにおいて、$AB=5$, $BC=3$, $\cos{\angle ABC}=\frac{1}{3}$である。この三角形の外接円をKとする。 (1) $\sin{\angle ABC}$の値を求める。 (2) 辺CAの長さを求め、外接円Kの半径を求める。 (3) KのBを含まない方の弧CA上に、点Dを線分CD, DAの長さが$3CD=DA$を満たすようにとる。線分CDの長さを求め、三角形CDAの面積を求める。
2025/6/11
1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、, , である。この三角形の外接円をKとする。
(1) の値を求める。
(2) 辺CAの長さを求め、外接円Kの半径を求める。
(3) KのBを含まない方の弧CA上に、点Dを線分CD, DAの長さがを満たすようにとる。線分CDの長さを求め、三角形CDAの面積を求める。
2. 解き方の手順
(1) の値を求める。
より、
は三角形の内角なので、
(2) 辺CAの長さを求め、外接円Kの半径を求める。
余弦定理より、
正弦定理より、
(3) KのBを含まない方の弧CA上に、点Dを線分CD, DAの長さがを満たすようにとる。線分CDの長さを求め、三角形CDAの面積を求める。
なので、とおくと、となる。
円周角の定理より、、。
より、円周角の定理より、とおくと、となる。
三角形の内角の和はなので、。
とおくと、。
四角形ABCDは円に内接するので、。
三角形CDAに余弦定理を使うと、
三角形CDAの面積は、
3. 最終的な答え
(1)
(2) ,
(3) ,