まず、与えられた二次関数を平行移動します。平行移動後の関数は次のようになります。
y−b=(x−3)2−4a(x−3)+6a2−4ab y=x2−6x+9−4ax+12a+6a2−4ab+b y=x2−(6+4a)x+(9+12a+6a2−4ab+b) これが y=x2−8x+10 と一致するので、係数を比較して連立方程式を立てます。 9+12a+6a2−4ab+b=10 一つ目の式から、4a=2 より a=21 が得られます。 これを二つ目の式に代入すると、
9+12(21)+6(41)−4(21)b+b=10 9+6+23−2b+b=10 15+23−b=10 233−b=10 b=233−10=213 したがって、a=21、b=213 です。 次に、元の関数 C:y=x2−4ax+6a2−4ab に a と b の値を代入します。 y=x2−4(21)x+6(41)−4(21)(213) y=x2−2x+23−13 y=x2−2x−223 x軸との交点を求めるために y=0 とおきます。 x2−2x−223=0 2x2−4x−23=0 解の公式より、x=2(2)−(−4)±(−4)2−4(2)(−23)=44±16+184=44±200=44±102=1±252 切り取る線分の長さは、2つの解の差の絶対値なので、
(1+252)−(1−252)=2102=52 x軸との交点は 1+252>0 と 1−252 であり、2≈1.414 なので 252≈25×1.414≈3.535 となり、1−252<0 です。 したがって、グラフCはx軸の正の部分と負の部分で交わります。