2次方程式 $ax^2 + bx + c = 0$ の解の種類(異なる2つの解 $\alpha, \beta$、一つの解、なし)と、不等式 $ax^2 + bx + c > 0$, $ax^2 + bx + c < 0$, $ax^2 + bx + c \geq 0$, $ax^2 + bx + c \leq 0$ の解の関係を表にまとめる問題です。表中の①~⑤を埋める必要があります。ただし、$a > 0$と仮定します。

代数学二次不等式二次方程式解の範囲不等式の解
2025/7/24

1. 問題の内容

2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の解の種類(異なる2つの解 α,β\alpha, \beta、一つの解、なし)と、不等式 ax2+bx+c>0ax^2 + bx + c > 0, ax2+bx+c<0ax^2 + bx + c < 0, ax2+bx+c0ax^2 + bx + c \geq 0, ax2+bx+c0ax^2 + bx + c \leq 0 の解の関係を表にまとめる問題です。表中の①~⑤を埋める必要があります。ただし、a>0a > 0と仮定します。

2. 解き方の手順

* **①について:** ax2+bx+c0ax^2 + bx + c \geq 0 となるのは、ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 が異なる2つの解 α,β\alpha, \beta を持つときです。このとき、xαx \leq \alpha または xβx \geq \beta の範囲で不等式が成り立ちます。
* **②について:** ax2+bx+c0ax^2 + bx + c \leq 0 となるのは、ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 が異なる2つの解 α,β\alpha, \beta を持つときです。このとき、αxβ\alpha \leq x \leq \beta の範囲で不等式が成り立ちます。
* **③について:** ax2+bx+c>0ax^2 + bx + c > 0 となるのは、ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 が一つの解(重解)α\alpha を持つときです。このとき、xαx \neq \alpha である全ての実数で不等式が成り立ちます。
* **④について:** ax2+bx+c<0ax^2 + bx + c < 0 となるのは、ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 が解を持たないときです。このとき、不等式を満たす xx は存在しません。
* **⑤について:** ax2+bx+c0ax^2 + bx + c \geq 0 となるのは、ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 が解を持たないときです。このとき、全ての実数 xx で不等式が成り立ちます。

3. 最終的な答え

①: xα,xβx \leq \alpha, x \geq \beta
②: αxβ\alpha \leq x \leq \beta
③: xαx \neq \alpha
④: 解なし
⑤: すべての実数

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