17歳女性の身長が正規分布に従うとして、与えられた平均と標準偏差を用いて、次の確率を計算します。 (1) 162.5cm未満である確率 (2) 150.0cm以下である確率 (3) 155.0cm以上160.0cm未満である確率
2025/7/24
1. 問題の内容
17歳女性の身長が正規分布に従うとして、与えられた平均と標準偏差を用いて、次の確率を計算します。
(1) 162.5cm未満である確率
(2) 150.0cm以下である確率
(3) 155.0cm以上160.0cm未満である確率
2. 解き方の手順
正規分布を標準正規分布に変換し、標準正規分布表(または計算ツール)を用いて確率を求めます。 平均 cm、標準偏差 cmとします。
標準化された変数 は、 で計算されます。
(1) となる確率を求めます。
標準正規分布表を用いて、 を求めます。近似的に となります。
(2) となる確率を求めます。
標準正規分布表を用いて、 を求めます。近似的に となります。
(3) となる確率を求めます。
まず、 のときのを計算します。
次に、 のときのを計算します。
となります。
標準正規分布表を用いて、 を求めます。
また、 となります。
したがって、 となります。
3. 最終的な答え
(1) 162.5cm未満である確率は約0.7995です。
(2) 150.0cm以下である確率は約0.0694です。
(3) 155.0cm以上160.0cm未満である確率は約0.3566です。