2点 $A(4,0)$と$B(1,0)$がある。点$P(x,y)$が、$AP = 2BP$を満たしながら動くとき、点Pの軌跡の方程式を求める。

幾何学軌跡距離
2025/7/24
はい、承知いたしました。画像に写っている3つの問題のうち、以下の問題を解きます。

5. 2点A(4,0), B(1,0)に対して、距離APが距離BPの2倍である点Pの軌跡を求めなさい。

1. 問題の内容

2点 A(4,0)A(4,0)B(1,0)B(1,0)がある。点P(x,y)P(x,y)が、AP=2BPAP = 2BPを満たしながら動くとき、点Pの軌跡の方程式を求める。

2. 解き方の手順

P(x,y)P(x,y)とする。
AP=(x4)2+(y0)2=(x4)2+y2AP = \sqrt{(x-4)^2 + (y-0)^2} = \sqrt{(x-4)^2 + y^2}
BP=(x1)2+(y0)2=(x1)2+y2BP = \sqrt{(x-1)^2 + (y-0)^2} = \sqrt{(x-1)^2 + y^2}
AP=2BPAP = 2BP より、
(x4)2+y2=2(x1)2+y2\sqrt{(x-4)^2 + y^2} = 2\sqrt{(x-1)^2 + y^2}
両辺を2乗すると、
(x4)2+y2=4((x1)2+y2)(x-4)^2 + y^2 = 4((x-1)^2 + y^2)
x28x+16+y2=4(x22x+1+y2)x^2 - 8x + 16 + y^2 = 4(x^2 - 2x + 1 + y^2)
x28x+16+y2=4x28x+4+4y2x^2 - 8x + 16 + y^2 = 4x^2 - 8x + 4 + 4y^2
0=3x2+3y2120 = 3x^2 + 3y^2 - 12
3x2+3y2=123x^2 + 3y^2 = 12
x2+y2=4x^2 + y^2 = 4
これは、中心が原点(0,0)、半径が2の円を表す。

3. 最終的な答え

点Pの軌跡は、円 x2+y2=4x^2 + y^2 = 4 である。

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