基本となる関数は $y = \frac{1}{x}$ (反比例のグラフ)です。

代数学関数のグラフ平行移動漸近線平方根定義域
2025/7/24
はい、承知しました。問題の中から (3) y=1x+12y = \frac{1}{x+1} - 2 と (6) y=x+1+1y = \sqrt{-x+1} + 1 を解きます。
**問題 (3) の内容**
関数 y=1x+12y = \frac{1}{x+1} - 2 のグラフを描画します。
**解き方の手順 (3)**

1. 基本となる関数の確認:

基本となる関数は y=1xy = \frac{1}{x} (反比例のグラフ)です。

2. 平行移動の適用:

* xx 軸方向に 1-1 平行移動: xxx+1x+1 に置き換えます。これにより、y=1x+1y = \frac{1}{x+1} となります。これは、y=1xy = \frac{1}{x} のグラフを左に 11 だけ移動させたものです。
* yy 軸方向に 2-2 平行移動: 最後に、全体から 22 を引きます。これにより、y=1x+12y = \frac{1}{x+1} - 2 となります。これは、y=1x+1y = \frac{1}{x+1} のグラフを下へ 22 だけ移動させたものです。

3. 漸近線の確認:

* 元の関数 y=1xy = \frac{1}{x} の漸近線は x=0x = 0y=0y = 0 です。
* xx 軸方向に 1-1 平行移動すると、漸近線は x=1x = -1 になります。
* yy 軸方向に 2-2 平行移動すると、漸近線は y=2y = -2 になります。

4. グラフの描画:

x=1x = -1y=2y = -2 を漸近線として、y=1xy = \frac{1}{x} のグラフの形状を参考にグラフを描画します。
**最終的な答え (3)**
関数 y=1x+12y = \frac{1}{x+1} - 2 のグラフは、関数 y=1xy = \frac{1}{x} のグラフを xx 軸方向に 1-1yy 軸方向に 2-2 平行移動したものです。漸近線は x=1x = -1y=2y = -2 です。
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**問題 (6) の内容**
関数 y=x+1+1y = \sqrt{-x+1} + 1 のグラフを描画します。
**解き方の手順 (6)**

1. 基本となる関数の確認:

基本となる関数は y=xy = \sqrt{x} (平方根のグラフ)です。

2. 変換の適用:

* xxx-x に置き換える: y=xy = \sqrt{-x}。これは、y=xy = \sqrt{x} のグラフを yy 軸に関して対称に折り返したものです。
* xxx+1-x + 1 に置き換える: y=x+1=(x1)y = \sqrt{-x + 1} = \sqrt{-(x-1)}。 これは、 y=xy = \sqrt{-x} のグラフを xx 軸方向に 11 だけ平行移動したものです。
* yy 軸方向に 11 平行移動: 最後に、全体に 11 を加えます。これにより、y=x+1+1y = \sqrt{-x+1} + 1 となります。これは、y=x+1y = \sqrt{-x+1} のグラフを上に 11 だけ移動させたものです。

3. 定義域の確認:

平方根の中身は非負である必要があるので、 x+10-x+1 \ge 0。したがって、x1x \le 1 です。

4. グラフの描画:

y=xy = \sqrt{x} のグラフをyy 軸に関して対称に折り返し、xx 軸方向に 11yy 軸方向に 11 平行移動します。 定義域は x1x \le 1 であることに注意します。
**最終的な答え (6)**
関数 y=x+1+1y = \sqrt{-x+1} + 1 のグラフは、関数 y=xy = \sqrt{x} のグラフを yy 軸に関して対称に折り返し、xx 軸方向に 11yy 軸方向に 11 平行移動したものです。定義域は x1x \le 1 です。

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