この数列の階差数列を考えることで、一般項を求めます。
まず、与えられた数列の隣り合う項の差を計算します。
得られた階差数列は、9,13,17,21,... となります。 この階差数列は等差数列であり、公差は13−9=17−13=21−17=4です。 階差数列が等差数列であることから、元の数列 an は n の2次式で表されると考えられます。 したがって、an=An2+Bn+C と仮定し、n=1,2,3 のときの値を代入して連立方程式を作ります。 n=1 のとき、a1=A(1)2+B(1)+C=A+B+C=3 n=2 のとき、a2=A(2)2+B(2)+C=4A+2B+C=12 n=3 のとき、a3=A(3)2+B(3)+C=9A+3B+C=25 これらの式から、A,B,C を求めます。 まず、4A+2B+C=12 から A+B+C=3 を引くと、 3A+B=9 (1) 次に、9A+3B+C=25 から 4A+2B+C=12 を引くと、 5A+B=13 (2) (2) から (1) を引くと、
3(2)+B=9 A+B+C=3 に A=2,B=3 を代入すると、 2+3+C=3 よって、an=2n2+3n−2 となります。