(i) Imf の基底を求めるには、行列 A の列ベクトルの中で線形独立なものを探します。 A=102−13−30−63−90121311406 2行目と4行目を入れ替える:
1−1203−33−60−90121310416 1行目に1行目を足す、1行目を2倍して3行目から引く、1行目を3倍して5行目から引く:
10000−300000121311213 3行目から2行目の2倍を引く、4行目から2行目を引く、5行目から2行目の3倍を引く:
10000−300000100011000 簡約化された行列は、10000−300000100011000 です。 ピボットのある列は1列目と3列目なので、行列 A の1列目と3列目が Imf の基底になります。 (ii) Kerf の基底を求めるには、Av=0 となる v を探します。 簡約化された行列から、以下の連立方程式が得られます。
x1−3x2+x4=0 x3+x4=0 x1=3x2−x4 x2 と x4 を自由変数とします。x2=s, x4=t とすると、 x1=3s−t したがって、v=3s−ts−tt=s3100+t−10−11 したがって、 Kerf の基底は 3100,−10−11 です。