直線①と双曲線②が2点A, Bで交わっている。点Aの座標は(2,3)である。 (1) 直線①の式を求める。 (2) 双曲線②の式を求める。 (3) x軸上に点C(6,0)をとるとき、三角形ABCの面積を求める。

代数学連立方程式双曲線直線座標平面面積
2025/7/25

1. 問題の内容

直線①と双曲線②が2点A, Bで交わっている。点Aの座標は(2,3)である。
(1) 直線①の式を求める。
(2) 双曲線②の式を求める。
(3) x軸上に点C(6,0)をとるとき、三角形ABCの面積を求める。

2. 解き方の手順

(1) 直線①は原点を通る直線なので、y=axy = axとおける。点A(2,3)を通るので、
3=a23 = a \cdot 2
a=32a = \frac{3}{2}
したがって、直線①の式はy=32xy = \frac{3}{2}x
(2) 双曲線②の式は、y=kxy = \frac{k}{x}とおける。点A(2,3)を通るので、
3=k23 = \frac{k}{2}
k=6k = 6
したがって、双曲線②の式はy=6xy = \frac{6}{x}
(3) まず、点Bの座標を求める。直線①と双曲線②の交点のx座標は、
32x=6x\frac{3}{2}x = \frac{6}{x}
3x2=123x^2 = 12
x2=4x^2 = 4
x=±2x = \pm 2
点Aのx座標は2なので、点Bのx座標は-2である。
したがって、点Bの座標は(-2, -3)である。
三角形ABCの面積は、点A(2,3), B(-2,-3), C(6,0)より、
S=12(2(30)+(2)(03)+6(3(3)))S = \frac{1}{2} |(2(-3 - 0) + (-2)(0 - 3) + 6(3 - (-3)))|
S=12(6+6+36)S = \frac{1}{2} |(-6 + 6 + 36)|
S=1236S = \frac{1}{2} |36|
S=18S = 18

3. 最終的な答え

(1) y=32xy = \frac{3}{2}x
(2) y=6xy = \frac{6}{x}
(3) 18

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