放物線 $y = x^2 - 4x + 2$ と直線 $y = 2x + k$ が接するときの、定数 $k$ の値を求め、そのときの接点の座標を求める問題です。

代数学二次関数接線判別式座標
2025/7/25

1. 問題の内容

放物線 y=x24x+2y = x^2 - 4x + 2 と直線 y=2x+ky = 2x + k が接するときの、定数 kk の値を求め、そのときの接点の座標を求める問題です。

2. 解き方の手順

放物線と直線が接するということは、それらの交点の個数が1つであるということです。
つまり、xx の二次方程式を立てて、その判別式が0になればよいです。
まず、yy を消去して、xx の二次方程式を作ります。
x24x+2=2x+kx^2 - 4x + 2 = 2x + k
x26x+(2k)=0x^2 - 6x + (2 - k) = 0
この二次方程式の判別式を DD とすると、
D=(6)241(2k)=368+4k=28+4kD = (-6)^2 - 4 \cdot 1 \cdot (2 - k) = 36 - 8 + 4k = 28 + 4k
接するためには、D=0D = 0 となればよいので、
28+4k=028 + 4k = 0
4k=284k = -28
k=7k = -7
次に、接点の xx 座標を求めます。
x26x+(2(7))=0x^2 - 6x + (2 - (-7)) = 0
x26x+9=0x^2 - 6x + 9 = 0
(x3)2=0(x - 3)^2 = 0
x=3x = 3
接点の yy 座標は、直線 y=2x+ky = 2x + kx=3x = 3, k=7k = -7 を代入して、
y=23+(7)=67=1y = 2 \cdot 3 + (-7) = 6 - 7 = -1
したがって、接点の座標は (3,1)(3, -1) です。

3. 最終的な答え

k=7k = -7
接点の座標は (3,1)(3, -1)

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