ある店で、昨日ショートケーキが200個売れた。今日、ショートケーキ1個の値段を昨日よりも30円値下げして販売したところ、ショートケーキが売れた個数は昨日よりも20%増え、ショートケーキの売り上げは昨日よりも5400円多くなった。昨日のショートケーキ1個の値段を求めよ。

代数学文章問題方程式連立方程式速さ売上
2025/7/25
## 問題3

1. 問題の内容

ある店で、昨日ショートケーキが200個売れた。今日、ショートケーキ1個の値段を昨日よりも30円値下げして販売したところ、ショートケーキが売れた個数は昨日よりも20%増え、ショートケーキの売り上げは昨日よりも5400円多くなった。昨日のショートケーキ1個の値段を求めよ。

2. 解き方の手順

昨日のショートケーキ1個の値段を xx 円とします。
今日のショートケーキ1個の値段は x30x-30 円です。
今日売れたショートケーキの個数は 200×1.2=240200 \times 1.2 = 240 個です。
昨日の売り上げは 200x200x 円です。
今日の売り上げは 240(x30)240(x-30) 円です。
今日の売り上げは昨日よりも5400円多いので、以下の式が成り立ちます。
240(x30)=200x+5400240(x-30) = 200x + 5400
この式を解きます。
240x7200=200x+5400240x - 7200 = 200x + 5400
40x=1260040x = 12600
x=1260040=315x = \frac{12600}{40} = 315

3. 最終的な答え

昨日のショートケーキ1個の値段は315円です。
## 問題4

1. 問題の内容

長さ120mの鉄橋をわたり始めてからわたり終わるまで8秒かかる電車Aがある。秒速20mで長さが100mの電車Bと出会ってからすれちがい終わるまでに4秒かかった。電車Aの秒速と長さを求めよ。

2. 解き方の手順

電車Aの秒速を vv (m/s) 、長さを LL (m)とします。
電車Aが鉄橋を渡るのにかかる時間は、電車の長さと鉄橋の長さの合計を電車の速さで割ったものです。
L+120v=8\frac{L+120}{v} = 8
L+120=8vL+120 = 8v --- (1)
電車Aと電車Bがすれ違うのにかかる時間は、電車の長さの合計を相対速度で割ったものです。
v+20v + 20 が相対速度になります。
L+100v+20=4\frac{L+100}{v+20} = 4
L+100=4v+80L+100 = 4v+80 --- (2)
(1)より L=8v120L = 8v - 120
(2)に代入すると
8v120+100=4v+808v - 120 + 100 = 4v + 80
8v20=4v+808v - 20 = 4v + 80
4v=1004v = 100
v=25v = 25
(1)に v=25v=25 を代入すると
L+120=8×25=200L+120 = 8 \times 25 = 200
L=200120=80L = 200-120 = 80

3. 最終的な答え

電車Aの秒速は25m/s、長さは80mです。

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