連立方程式 $\begin{cases} 4x+3y=7 \\ ax+5y=30 \end{cases}$ の解 $x, y$ を入れ替えたものが、連立方程式 $\begin{cases} 7x-2y=b \\ 2x-5y=43 \end{cases}$ の解になる。$a$と$b$の値を求めよ。

代数学連立方程式代入法方程式の解
2025/7/25

1. 問題の内容

連立方程式
$\begin{cases}
4x+3y=7 \\
ax+5y=30
\end{cases}$
の解 x,yx, y を入れ替えたものが、連立方程式
$\begin{cases}
7x-2y=b \\
2x-5y=43
\end{cases}$
の解になる。aabbの値を求めよ。

2. 解き方の手順

最初の連立方程式の解を x=X,y=Yx=X, y=Y とすると、
$\begin{cases}
4X+3Y=7 \\
aX+5Y=30
\end{cases}$
が成り立つ。
問題文より、この解を入れ替えた x=Y,y=Xx=Y, y=X が、次の連立方程式の解になるので、
$\begin{cases}
7Y-2X=b \\
2Y-5X=43
\end{cases}$
が成り立つ。
まず、XXYYに関する連立方程式
$\begin{cases}
4X+3Y=7 \\
-5X+2Y=43
\end{cases}$
を解く。
一つ目の式を2倍、二つ目の式を3倍すると
$\begin{cases}
8X+6Y=14 \\
-15X+6Y=129
\end{cases}$
引き算をすると、
23X=11523X = -115
X=5X = -5
4(5)+3Y=74(-5)+3Y = 7 より
20+3Y=7-20+3Y = 7
3Y=273Y = 27
Y=9Y = 9
したがって、最初の連立方程式の解は X=5,Y=9X = -5, Y = 9 である。
この解を aX+5Y=30aX+5Y=30 に代入すると、
5a+5(9)=30-5a + 5(9) = 30
5a+45=30-5a + 45 = 30
5a=15-5a = -15
a=3a = 3
また、7Y2X=b7Y-2X=bX=5,Y=9X = -5, Y = 9 を代入すると、
7(9)2(5)=b7(9) - 2(-5) = b
63+10=b63 + 10 = b
b=73b = 73

3. 最終的な答え

a=3a = 3
b=73b = 73

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