関数 $f(x) = ax + b$ の逆関数を $f^{-1}(x)$ とする。$f^{-1}(5) = 4$、$f^{-1}(-5) = -1$ のとき、定数 $a$ と $b$ の値を求める。

代数学一次関数逆関数連立方程式
2025/7/25

1. 問題の内容

関数 f(x)=ax+bf(x) = ax + b の逆関数を f1(x)f^{-1}(x) とする。f1(5)=4f^{-1}(5) = 4f1(5)=1f^{-1}(-5) = -1 のとき、定数 aabb の値を求める。

2. 解き方の手順

逆関数の性質より、f1(5)=4f^{-1}(5) = 4f(4)=5f(4) = 5 と同値であり、f1(5)=1f^{-1}(-5) = -1f(1)=5f(-1) = -5 と同値である。
したがって、次の連立方程式を得る。
f(4)=4a+b=5f(4) = 4a + b = 5
f(1)=a+b=5f(-1) = -a + b = -5
この連立方程式を解く。
まず、上の式から下の式を引くと、
(4a+b)(a+b)=5(5)(4a + b) - (-a + b) = 5 - (-5)
5a=105a = 10
a=2a = 2
a=2a = 2a+b=5-a + b = -5 に代入すると、
2+b=5-2 + b = -5
b=3b = -3

3. 最終的な答え

a=2a = 2
b=3b = -3

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