縦の長さが $x$ cm、横の長さが $x+5$ cmの長方形の紙がある。この紙の四隅から一辺が3cmの正方形を切り取り、ふたのない直方体の容器を作る。この容器の底面積は $(x-6)(x-1)$ cm$^2$ で表される。このとき、底面積が36cm$^2$となるような $x$ の値を求めよ。

代数学二次方程式因数分解図形問題長方形直方体
2025/7/25

1. 問題の内容

縦の長さが xx cm、横の長さが x+5x+5 cmの長方形の紙がある。この紙の四隅から一辺が3cmの正方形を切り取り、ふたのない直方体の容器を作る。この容器の底面積は (x6)(x1)(x-6)(x-1) cm2^2 で表される。このとき、底面積が36cm2^2となるような xx の値を求めよ。

2. 解き方の手順

底面積が36cm2^2 であることから、以下の式が成り立つ。
(x6)(x1)=36(x-6)(x-1) = 36
この方程式を解く。
まず、左辺を展開する。
x2x6x+6=36x^2 - x - 6x + 6 = 36
x27x+6=36x^2 - 7x + 6 = 36
次に、右辺を0にするために、両辺から36を引く。
x27x30=0x^2 - 7x - 30 = 0
この2次方程式を因数分解する。
(x10)(x+3)=0(x-10)(x+3) = 0
したがって、x10=0x-10=0 または x+3=0x+3=0 である。
よって、x=10x = 10 または x=3x = -3 となる。
xx は長さを表すので、x>0x>0 でなければならない。
また、一辺が3cmの正方形を切り取っているので、x>6x>6 でなければならない。
したがって、x=10x = 10 のみが解として適切である。

3. 最終的な答え

x=10x = 10

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