問題は全部で4問あります。 1. 2つの一次不等式を解く問題。

代数学不等式関数二次関数命題代入因数分解整数の性質
2025/7/25
はい、承知いたしました。問題文に沿って解答します。

1. 問題の内容

問題は全部で4問あります。

1. 2つの一次不等式を解く問題。

2. 関数 $f(x) = 3x^2 - 5x + 7$ について、$f(2)$、$f(-3)$、$f(a+1)$ の値を求める問題。

3. 1個200円の菓子Aと1個100円の菓子Bを合わせて20個買うとき、箱代120円を含めた合計金額を3000円以下にするために、菓子Aを最大で何個買えるかを求める問題。

4. nが整数のとき、次の命題の真偽を調べる問題。

* n2n^2 が 4 の倍数 ⇒ nn は 4 の倍数
* nn が 3 の倍数 ⇒ n2+nn^2 + n は 6 の倍数

2. 解き方の手順

1. 一次不等式を解く

* (1) 5x+32x4-5x + 3 \le 2x - 4
7x7-7x \le -7
x1x \ge 1
* (2) 2(4x1)5x112(4x - 1) \ge 5x - 11
8x25x118x - 2 \ge 5x - 11
3x93x \ge -9
x3x \ge -3

2. 関数の値を求める

* (1) f(2)=3(2)25(2)+7=1210+7=9f(2) = 3(2)^2 - 5(2) + 7 = 12 - 10 + 7 = 9
* (2) f(3)=3(3)25(3)+7=27+15+7=49f(-3) = 3(-3)^2 - 5(-3) + 7 = 27 + 15 + 7 = 49
* (3) f(a+1)=3(a+1)25(a+1)+7=3(a2+2a+1)5a5+7=3a2+6a+35a5+7=3a2+a+5f(a+1) = 3(a+1)^2 - 5(a+1) + 7 = 3(a^2 + 2a + 1) - 5a - 5 + 7 = 3a^2 + 6a + 3 - 5a - 5 + 7 = 3a^2 + a + 5

3. 菓子Aの個数を求める

* 菓子Aの個数を xx とすると、菓子Bの個数は 20x20 - x
* 合計金額は 200x+100(20x)+1203000200x + 100(20 - x) + 120 \le 3000
* 200x+2000100x+1203000200x + 2000 - 100x + 120 \le 3000
* 100x880100x \le 880
* x8.8x \le 8.8
* 菓子Aの個数は整数なので、最大で8個買える。

4. 命題の真偽を調べる

* (1) n2n^2 が 4 の倍数 ⇒ nn は 4 の倍数
* これは偽。反例として、n=2n = 2 のとき、n2=4n^2 = 4 は 4 の倍数だが、n=2n = 2 は 4 の倍数ではない。
* (2) nn が 3 の倍数 ⇒ n2+nn^2 + n は 6 の倍数
* nn が 3 の倍数なので、n=3kn = 3k (kは整数)と表せる。
* n2+n=(3k)2+3k=9k2+3k=3k(3k+1)n^2 + n = (3k)^2 + 3k = 9k^2 + 3k = 3k(3k + 1)
* kk が偶数のとき、k=2lk = 2l (lは整数)とすると、3k(3k+1)=6l(6l+1)3k(3k + 1) = 6l(6l + 1)となり、6の倍数。
* kk が奇数のとき、k=2l+1k = 2l + 1 (lは整数)とすると、3k(3k+1)=3(2l+1)(3(2l+1)+1)=3(2l+1)(6l+4)=6(2l+1)(3l+2)3k(3k + 1) = 3(2l+1)(3(2l+1)+1) = 3(2l+1)(6l+4) = 6(2l+1)(3l+2)となり、6の倍数。
* したがって、n2+nn^2 + n は常に6の倍数となるので、これは真。

3. 最終的な答え

1. (1) $x \ge 1$, (2) $x \ge -3$

2. (1) $9$, (2) $49$, (3) $3a^2 + a + 5$

3. 8個

4. (1) 偽, (2) 真

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