$y = x^2 + 2ax + 2a - 2$ の2次関数で表される放物線Cについて、以下の問いに答える。 (1) $x = -1$ のときの $y$ の値を求める。また、$a = -1$ のときのCの頂点の座標を求める。 (2) 点 $(-2, -1)$ がC上にあるときの $a$ の値を求める。 (3) $a$ が実数全体を動くとき、Cの頂点の $y$ 座標の最大値を求める。 (4) $a > 0$ とするとき、Cが直線 $y = 2$ から切り取る線分の長さが4となるときの $a$ の値を求める。 (5) $y < 0$ となる整数 $x$ が $-1$ と $0$ のみとなるような $a$ の値の範囲を求める。
2025/7/26
1. 問題の内容
の2次関数で表される放物線Cについて、以下の問いに答える。
(1) のときの の値を求める。また、 のときのCの頂点の座標を求める。
(2) 点 がC上にあるときの の値を求める。
(3) が実数全体を動くとき、Cの頂点の 座標の最大値を求める。
(4) とするとき、Cが直線 から切り取る線分の長さが4となるときの の値を求める。
(5) となる整数 が と のみとなるような の値の範囲を求める。
2. 解き方の手順
(1)
を に代入すると、
を に代入すると、
平方完成すると、
よって、頂点の座標は
(2)
点 がC上にあるので、 に , を代入すると、
(3)
を平方完成すると、
頂点の 座標は
が実数全体を動くとき、 のときに頂点の 座標は最大値 をとる。
(4)
と の交点を求める。
解の公式より、
2つの交点の 座標の差の絶対値が4なので、
より、
(5)
となる整数 が と のみとなる条件を考える。
とおく。
(常に成立)
より
より
より
よって、
3. 最終的な答え
7: ア. -1
8: エ. (-1, -5)
9: エ. 3/2
10: ウ. -1
11: ア. 2
12: イ. 1/4 <= a < 1