遊園地の入園料に関して、大人の料金を $x$ 円、中学生の料金を $y$ 円とする。 大人1人と中学生1人の通常の入園料の合計金額が3400円である。 割引券を利用すると、大人は30%引き、中学生は20%引きになり、2人の合計金額が2510円になる。 問1:$x$ と $y$ を用いて連立方程式を作る。 問2:$x$ と $y$ の値をそれぞれ求める。

代数学連立方程式文章問題代入法
2025/7/26

1. 問題の内容

遊園地の入園料に関して、大人の料金を xx 円、中学生の料金を yy 円とする。
大人1人と中学生1人の通常の入園料の合計金額が3400円である。
割引券を利用すると、大人は30%引き、中学生は20%引きになり、2人の合計金額が2510円になる。
問1:xxyy を用いて連立方程式を作る。
問2:xxyy の値をそれぞれ求める。

2. 解き方の手順

問1:連立方程式を作る
* 通常の入園料に関する式:大人1人と中学生1人の合計が3400円なので、
x+y=3400x + y = 3400
* 割引券利用時の入園料に関する式:大人は30%引きなので、料金は0.7x0.7x円。中学生は20%引きなので、料金は0.8y0.8y円。合計が2510円なので、
0.7x+0.8y=25100.7x + 0.8y = 2510
問2:連立方程式を解く

1. 最初の式を変形して、$y$ について解く:

y=3400xy = 3400 - x

2. この式を2番目の式に代入する:

0.7x+0.8(3400x)=25100.7x + 0.8(3400 - x) = 2510

3. $x$ について解く:

0.7x+27200.8x=25100.7x + 2720 - 0.8x = 2510
0.1x=210-0.1x = -210
x=2100x = 2100

4. $x$ の値を最初の式に代入して、$y$ を求める:

2100+y=34002100 + y = 3400
y=1300y = 1300

3. 最終的な答え

問1:
x+y=3400x + y = 3400
0.7x+0.8y=25100.7x + 0.8y = 2510
問2:
大人1人の入園料:2100円
中学生1人の入園料:1300円

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