放物線 $G: y = x^2 + ax + b$ が点 $(0, 2)$ と $(1, 1)$ を通る。 (1) $a, b$ の値をそれぞれ求め、放物線 $G$ の頂点の座標を求める。 (2) (i) 放物線 $G$ を $y$ 軸に関して対称移動した放物線を $C_1$ とし、その方程式を求める。 (ii) 放物線 $G$ を $x$ 軸に関して対称移動した放物線を $C_2$ とし、その方程式を求める。 (3) 3つの放物線 $G, C_1, C_2$ の頂点をそれぞれ $A, B, C$ とし、放物線 $G$ を平行移動した放物線のうち、頂点が線分 $BC$ 上(両端を除く)にある放物線を $H$ とする。 さらに、$H$ は点 $(-\frac{1}{3}, \frac{1}{3})$ を通り、線分 $AC$(両端を除く)と点 $P$ で交わり、線分 $AB$(両端を除く)と点 $Q$ で交わる。このとき、$P, Q$ の座標をそれぞれ求める。
2025/7/26
1. 問題の内容
放物線 が点 と を通る。
(1) の値をそれぞれ求め、放物線 の頂点の座標を求める。
(2) (i) 放物線 を 軸に関して対称移動した放物線を とし、その方程式を求める。
(ii) 放物線 を 軸に関して対称移動した放物線を とし、その方程式を求める。
(3) 3つの放物線 の頂点をそれぞれ とし、放物線 を平行移動した放物線のうち、頂点が線分 上(両端を除く)にある放物線を とする。
さらに、 は点 を通り、線分 (両端を除く)と点 で交わり、線分 (両端を除く)と点 で交わる。このとき、 の座標をそれぞれ求める。
2. 解き方の手順
(1)
点 を通るので、
点 を通るので、
したがって、
頂点の座標は
(2) (i)
軸に関して対称移動するので、 を に置き換える。
(ii)
軸に関して対称移動するので、 を に置き換える。
(3)
, より , より
線分 の方程式は、
の頂点を とすると、 の方程式は
は を通るので、
または
は であり、条件より除く。
線分 は より
を に代入すると、
線分 は より
を に代入すると、
または
の 座標は なので、 より不適。
3. 最終的な答え
(1) , 頂点の座標は
(2) (i) (ii)
(3)