ケーキAとケーキBの値段を求める問題です。ケーキA 1個の値段を $x$ 円、ケーキB 1個の値段を $y$ 円とします。 Aを5個、Bを3個買うと2350円、Aを4個、Bを6個買うと2600円になることから、$x$ と $y$ についての連立方程式を作り、それぞれの値段を求めます。

代数学連立方程式線形代数方程式価格
2025/7/26

1. 問題の内容

ケーキAとケーキBの値段を求める問題です。ケーキA 1個の値段を xx 円、ケーキB 1個の値段を yy 円とします。
Aを5個、Bを3個買うと2350円、Aを4個、Bを6個買うと2600円になることから、xxyy についての連立方程式を作り、それぞれの値段を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 連立方程式の作成
問題文の条件から、以下の2つの式を作ることができます。
* Aを5個、Bを3個買うと2350円: 5x+3y=23505x + 3y = 2350
* Aを4個、Bを6個買うと2600円: 4x+6y=26004x + 6y = 2600
したがって、連立方程式は以下のようになります。
\begin{cases}
5x + 3y = 2350 \\
4x + 6y = 2600
\end{cases}
(2) 連立方程式を解く
上記の連立方程式を解きます。まず、2番目の式を2で割って簡単にします。
4x+6y=26004x + 6y = 2600
2x+3y=13002x + 3y = 1300
次に、1番目の式から新しい式を引きます。
5x+3y=23505x + 3y = 2350
2x+3y=13002x + 3y = 1300
上記の式を引き算します。
(5x+3y)(2x+3y)=23501300(5x + 3y) - (2x + 3y) = 2350 - 1300
3x=10503x = 1050
x=350x = 350
xx の値を求めたので、x=350x = 3502x+3y=13002x + 3y = 1300 に代入して、yy の値を求めます。
2(350)+3y=13002(350) + 3y = 1300
700+3y=1300700 + 3y = 1300
3y=6003y = 600
y=200y = 200

3. 最終的な答え

(1) 連立方程式:
\begin{cases}
5x + 3y = 2350 \\
4x + 6y = 2600
\end{cases}
(2) A1個の値段: 350円
B1個の値段: 200円

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