純さんと友子さんが、それぞれ複数の箱から玉を1つずつ取り出すとき、2個とも白玉が出る確率について、どちらが高いか(または同じか)を判断し、その理由を確率を使って説明する問題です。

確率論・統計学確率確率の計算比較
2025/4/4

1. 問題の内容

純さんと友子さんが、それぞれ複数の箱から玉を1つずつ取り出すとき、2個とも白玉が出る確率について、どちらが高いか(または同じか)を判断し、その理由を確率を使って説明する問題です。

2. 解き方の手順

まず、純さんと友子さんのそれぞれについて、2個とも白玉が出る確率を計算します。
* **純さんの場合:**
* Aの箱から白玉を取り出す確率は 23\frac{2}{3} です。
* Bの箱から白玉を取り出す確率は 13\frac{1}{3} です。
* したがって、2個とも白玉を取り出す確率は 23×13=29\frac{2}{3} \times \frac{1}{3} = \frac{2}{9} です。
P=23×13=29P_{純} = \frac{2}{3} \times \frac{1}{3} = \frac{2}{9}
* **友子さんの場合:**
* Cの箱から白玉を取り出す確率は 12\frac{1}{2} です。
* Dの箱から白玉を取り出す確率は 24=12\frac{2}{4} = \frac{1}{2} です。
* したがって、2個とも白玉を取り出す確率は 12×12=14\frac{1}{2} \times \frac{1}{2} = \frac{1}{4} です。
P=12×12=14P_{友} = \frac{1}{2} \times \frac{1}{2} = \frac{1}{4}
14=936\frac{1}{4} = \frac{9}{36}
29=836\frac{2}{9} = \frac{8}{36}
確率を比較します。14\frac{1}{4}29\frac{2}{9} より大きいため、友子さんのほうが純さんよりも2個とも白玉が出る確率が高いです。

3. 最終的な答え

記号:イ
理由:
純さんが2個とも白玉を取り出す確率は 29\frac{2}{9} である。
友子さんが2個とも白玉を取り出す確率は 14\frac{1}{4} である。
14>29\frac{1}{4} > \frac{2}{9} であるから、友子さんの方が、純さんより起こりやすい。

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