1. 問題の内容
与えられた等式が についての恒等式となるように、定数 の値を求めます。問題は4つあります。
2. 解き方の手順
恒等式の性質を利用して、各問題の定数を求めます。
(1)
右辺を展開して整理します。
係数を比較して、以下の連立方程式を得ます。
2番目の式を2倍すると 。これを1番目の式と足し合わせると となり、 が得られます。
を 1番目の式に代入すると となり、 なので、 が得られます。
したがって、。
(2)
右辺を展開して整理します。
係数を比較して、以下の連立方程式を得ます。
1番目の式を3倍すると 。これを2番目の式と足し合わせると となり、 が得られます。
を 1番目の式に代入すると となり、 が得られます。
したがって、。
(3)
右辺を展開して整理します。
係数を比較して、以下の連立方程式を得ます。
を 2番目の式に代入すると となり、 が得られます。
を 3番目の式に代入すると となり、 なので、 が得られます。
したがって、。
(4)
右辺を展開して整理します。
係数を比較して、以下の連立方程式を得ます。
3番目の式より、 が得られます。
を 1番目の式に代入すると となり、 が得られます。
したがって、。
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)
(4)