(1) 2で割っても3で割っても1余る数で、100に最も近い数を求める。 (2) 分子と分母の和が105で、約分すると $\frac{7}{8}$ になる分数を求める。 (3) 分子と分母の差が95で、約分すると $\frac{11}{30}$ になる分数を求める。

算数整数公倍数分数約分方程式
2025/7/27

1. 問題の内容

(1) 2で割っても3で割っても1余る数で、100に最も近い数を求める。
(2) 分子と分母の和が105で、約分すると 78\frac{7}{8} になる分数を求める。
(3) 分子と分母の差が95で、約分すると 1130\frac{11}{30} になる分数を求める。

2. 解き方の手順

(1)
2で割っても3で割っても1余る数は、2と3の最小公倍数である6の倍数に1を足した数である。つまり、6n+1の形で表せる数である。
6n+1が100に近い数であるためには、
n=16のとき、6*16+1=97
n=17のとき、6*17+1=103
したがって、100に最も近い数は103である。
(2)
約分すると 78\frac{7}{8} になる分数は、ある整数kを用いて 7k8k\frac{7k}{8k} と表せる。
分子と分母の和が105なので、
7k+8k=1057k + 8k = 105
15k=10515k = 105
k=10515=7k = \frac{105}{15} = 7
したがって、求める分数は 7×78×7=4956\frac{7 \times 7}{8 \times 7} = \frac{49}{56} である。
(3)
約分すると 1130\frac{11}{30} になる分数は、ある整数kを用いて 11k30k\frac{11k}{30k} と表せる。
分子と分母の差が95なので、
30k11k=9530k - 11k = 95
19k=9519k = 95
k=9519=5k = \frac{95}{19} = 5
したがって、求める分数は 11×530×5=55150\frac{11 \times 5}{30 \times 5} = \frac{55}{150} である。

3. 最終的な答え

(1) 103
(2) 4956\frac{49}{56}
(3) 55150\frac{55}{150}

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