数列$\{a_n\}$は等差数列であり、$a_2 = 3$, $a_3 + a_4 = 12$である。また、数列$\{b_n\}$は公比が実数の等比数列であり、$b_1 + b_2 = 2$, $b_4 + b_5 = -16$である。 (1) 数列$\{a_n\}$の初項と公差を求める。 (2) 数列$\{b_n\}$の一般項$b_n$を$n$を用いて表し、$|b_n| > 2019$を満たす最小の自然数$n$を$N$とするとき、$N$の値を求める。
2025/7/27
1. 問題の内容
数列は等差数列であり、, である。また、数列は公比が実数の等比数列であり、, である。
(1) 数列の初項と公差を求める。
(2) 数列の一般項をを用いて表し、を満たす最小の自然数をとするとき、の値を求める。
2. 解き方の手順
(1) 数列は等差数列なので、初項を, 公差をとすると、
と表せる。
...(1)
...(2)
(2) - (1) より、
これを(1)に代入して、, よって、
したがって、初項は1、公差は2。
(2) 数列は等比数列なので、初項を, 公比をとすると、
と表せる。
...(3)
...(4)
(4) / (3)より、
これを(3)に代入して、, よって、
したがって、
を満たす最小のを求めたいので、
したがって、
3. 最終的な答え
(1) 初項: 1, 公差: 2
(2) ,