1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、, , であるとき、角Bと角Cの大小関係を求める問題です。
2. 解き方の手順
三角形において、角の大きさは対辺の長さに比例します。つまり、ある角の対辺が長ければその角も大きく、対辺が短ければその角も小さくなります。
角Bの対辺はCAで、その長さは4です。
角Cの対辺はABで、その長さはxです。
問題文にはxの値が与えられていません。しかし、三角形が成立するための条件(三角形の成立条件)からxの範囲を求めることができます。三角形の成立条件とは、任意の2辺の和が残りの1辺より大きいことです。したがって、
これらの不等式を解くと、
これらを満たすxの範囲は、です。
xは5より大きく13より小さい範囲の値をとり得ます。
ここで、であるため、となり、角C > 角Bとなります。