関数 $f(x, y) = e^{x+y}(x+y+1)$ に対して、二次関数 $g(x,y) = a_0 + a_1 x + a_2 y + a_{11}x^2 + a_{12}xy + a_{22}y^2$ を定め、$f(x, y) - g(x, y) = O((x+1)^2 + (y+1)^2)$ となるように、$a_0, a_1, a_2, a_{11}, a_{12}, a_{22}$ の値を求める問題です。$O((x+1)^2 + (y+1)^2)$ は、$(x, y)$ が $(-1, -1)$ に近づくとき、$(x+1)^2 + (y+1)^2$ より早く0に収束することを意味します。つまり、$f(x, y)$ と $g(x, y)$ は $(-1, -1)$ で同じ値、同じ1階偏導関数、同じ2階偏導関数を持つ必要があります。
2025/7/27
1. 問題の内容
関数 に対して、二次関数 を定め、 となるように、 の値を求める問題です。 は、 が に近づくとき、 より早く0に収束することを意味します。つまり、 と は で同じ値、同じ1階偏導関数、同じ2階偏導関数を持つ必要があります。
2. 解き方の手順
まず、関数 の における値、 に関する偏微分、 に関する偏微分、 に関する2回偏微分、 に関する2回偏微分、そして に関する偏微分を計算します。
次に、関数 についても同様に計算します。
と の対応する値と偏微分を等しいとおき、連立方程式を解くことで、 の値を決定します。
(1) の での値:
(2) の偏微分:
(3) の偏微分の での値:
(4) の での値:
(5) の偏微分:
(6) の偏微分の での値:
(7) 連立方程式:
(8) 連立方程式を解く:
3. 最終的な答え
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