出発地点から出発し、図に示された全ての線を少なくとも一度は通り、最短距離でゴールする場合のルートと距離を求める問題です。図は複数の正方形と半円が組み合わさったもので、それぞれの辺の長さが $2km$ または $1km$ と示されています。

幾何学グラフ理論最短経路幾何学図形半円正方形経路探索
2025/7/27

1. 問題の内容

出発地点から出発し、図に示された全ての線を少なくとも一度は通り、最短距離でゴールする場合のルートと距離を求める問題です。図は複数の正方形と半円が組み合わさったもので、それぞれの辺の長さが 2km2km または 1km1km と示されています。

2. 解き方の手順

まず、図の各線分の長さを確認します。正方形の辺は2km2km、半円の弧の長さはπr\pi rで計算できます。半径 rr0.5km0.5km なので、半円の弧の長さは 0.5πkm0.5\pi km となります。
次に、図のすべての線分の長さを合計します。正方形の辺は6本なので、合計は6×2km=12km6 \times 2km = 12kmです。半円の弧の長さは0.5πkm0.5\pi kmです。
合計の長さは12+0.5πkm12 + 0.5\pi kmとなります。
次に、図には次数が奇数の頂点が4つあります(青い点でマークされています)。次数が奇数の頂点を全て通るためには、これらの頂点の間を結ぶ最短経路を重複して通る必要があります。
奇数の頂点は、A,B,C,DA, B, C, Dとします。AとB、CとDを結ぶルートを追加すると、AからBへの長さは2km2km、CからDへの長さは1km+1km=2km1km+1km=2kmです。したがって、追加の長さは2km+2km=4km2km+2km=4kmです。
したがって、必要な最短距離は12+0.5π+4=16+0.5π12 + 0.5\pi + 4 = 16 + 0.5\pi kmです。

3. 最終的な答え

最短距離は 16+0.5π16 + 0.5\pi kmです。

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