直角三角形ABCにおいて、$AB=5$, $AC=4$である。斜辺BC上に点Pをとり、Pから辺AB, ACに下ろした垂線の足をそれぞれQ, Rとする。三角形BPQと三角形PCRの面積の和Sが最小となるときの線分PQの長さと、そのときの面積の和Sの最小値を求めよ。
2025/7/27
1. 問題の内容
直角三角形ABCにおいて、, である。斜辺BC上に点Pをとり、Pから辺AB, ACに下ろした垂線の足をそれぞれQ, Rとする。三角形BPQと三角形PCRの面積の和Sが最小となるときの線分PQの長さと、そのときの面積の和Sの最小値を求めよ。
2. 解き方の手順
まず、の長さを求める。三平方の定理より、
次に、とおくと、。
より、,
であり、より、,
の面積は
の面積は
したがって、
が最小となるのは、のときで、最小値はとなる。
このとき、
3. 最終的な答え
線分PQの長さ:2
面積の和Sの最小値:5