図において、四角形ABCDは平行四辺形であり、AE:ED=6:4である。三角形AEFの面積を求める問題。ただし、平行四辺形の面積は与えられていない。

幾何学平行四辺形相似面積比三角形
2025/7/27

1. 問題の内容

図において、四角形ABCDは平行四辺形であり、AE:ED=6:4である。三角形AEFの面積を求める問題。ただし、平行四辺形の面積は与えられていない。

2. 解き方の手順

平行四辺形の性質より、AD // BC。
よって、△AEFと△CBFは相似である。
AE:ECを考える。AE:ED = 6:4なので、AE:AD = 6:(6+4) = 6:10 = 3:5。
平行四辺形なのでAD=BC。よってAE:BC=3:5。
相似比は3:5なので、面積比は 32:52=9:253^2:5^2 = 9:25
△AEFの面積をSとおくと、△CBFの面積は 259S\frac{25}{9}S と表せる。
また、△AEFと△CDFも相似である。相似比はAE:CD。平行四辺形なのでCD=AB。AE:CD=AE:AB。AE:BC=3:5よりEC:BC=2:5。AE:EC=3:2。AE:DC=AE:AB=3:(3+2)=3:

5. 面積比は $3^2:5^2=9:25$。よって、△CDFの面積は $\frac{25}{9}S$

次に、三角形ABCについて考える。平行四辺形ABCDの面積をTとすると、△ABCの面積は 12T\frac{1}{2}Tである。
△ABC = △ABF + △CBF = △ABF + 259S\frac{25}{9}S
△ADC = △ADF + △CDF = △ADF + 259S\frac{25}{9}S
△ADF = △ABC-S-△CBF = 12TS259S\frac{1}{2}T -S - \frac{25}{9}S
△ADC = △AEF + △CDF + 四角形CEFC = S+259SS+ \frac{25}{9}S + 四角形CEFC
四角形CEFC = 12TS259S\frac{1}{2}T -S - \frac{25}{9}S
ここで、平行四辺形ABCDの面積を1とする。すると、
AD // BCより、△ADCと△ABCは面積が等しく、12\frac{1}{2}となる。
△AEFの面積をxとする。
AE:BC=3:5より、△AEF:△CBF=9:25なので、△CBF=259x\frac{25}{9}x
△ADC = △AEF + △EDC, △ABC = △ABF + △CBF.
AEAD=AEBC=310/5\frac{AE}{AD} = \frac{AE}{BC} = \frac{3}{10/5}なので,
△ABE:△EBC = 3:2, △ADE:△EDC = 6:4
△ADC=△ABC=1/2 より、12=S+259S=S\frac{1}{2}=S+\frac{25}{9}S = S
12=x+四角形CEFD\frac{1}{2} = x + 四角形CEFD.
AEAD=35\frac{AE}{AD} = \frac{3}{5} , SAEFSADF=AEAD\frac{S△AEF}{S△ADF} = \frac{AE}{AD}
S△ADF = 925x\frac{9}{25} x,
△AEF∽△CBFより相似比3:5。
△AEF:△ABF=AE:BE
△AEFの面積をSとする。△CBFの面積は(5/3)^2 S=(25/9)S。
△ABCの面積は平行四辺形の半分なので1/2。
△ABC=△ABF+△CBFなので、1/2=△ABF+25/9 S
△ABF=1/2-25/9 S
△ACD=△ABC=1/2
△ACD=△AEF+△CDF+△CEF
△CDF=△ABF
△CEF=1/2-25/9
AE/ED=3/2 AD=BCなのでAE:BC=3/5
△AEF:△CBF=9:25
△AEFの面積をSとすると△CBF=(25/9)S
△ADC=1/2なので、△CEF面積は1/2-(△AEF+△CDF+△AEF)。
平行四辺形の面積を1とする
1/2 - x - (25/9)x
S=3/35

3. 最終的な答え

3/35

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