放物線 $y = x^2$ と直線 $y = -2x + 4$ が2点A, Bで交わっています。線分AB上に点Pをとり、Pを通りy軸に平行な直線が放物線と交わる点をQとします。線分PQの長さが1のとき、点Pの座標をすべて求めなさい。
2025/7/27
1. 問題の内容
放物線 と直線 が2点A, Bで交わっています。線分AB上に点Pをとり、Pを通りy軸に平行な直線が放物線と交わる点をQとします。線分PQの長さが1のとき、点Pの座標をすべて求めなさい。
2. 解き方の手順
まず、点Pのx座標を とします。
点Pは直線 上にあるので、点Pのy座標は となります。したがって、点Pの座標は と表せます。
点Qは放物線 上にあり、点Pを通りy軸に平行な直線上にあります。したがって、点Qのx座標は であり、y座標は となります。つまり、点Qの座標は と表せます。
線分PQの長さは、 で表されます。問題文より、PQの長さは1なので、
これを解きます。
まず、場合分けをします。
1. $-2t + 4 - t^2 \geq 0$ のとき、 $-t^2 - 2t + 4 = 1$ となり、$t^2 + 2t - 3 = 0$。
より、
2. $-2t + 4 - t^2 < 0$ のとき、 $-(-t^2 - 2t + 4) = 1$ となり、$t^2 + 2t - 4 = -1$。
より、
となり、 より、
より、、したがって。
。 解の公式から
場合分けの条件をそれぞれ確認します。
- のとき、 なので、条件を満たします。
- のとき、 なので、条件を満たします。
- のとき、 なので、条件を満たします。
- のとき、 なので、条件を満たします。
次に、各 に対する点Pの座標を求めます。
- のとき、Pの座標は
- のとき、Pの座標は
- のとき、Pの座標は
- のとき、Pの座標は
3. 最終的な答え
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